マリウポリ住民の証言
https://sputniknews.jp/20230724/16623791.html
ウクライナに利用される西側メディア 自らの罪を露軍に責任転嫁 マリウポリ住民が証言
2023年7月24日, 19:55 (更新: 2023年7月24日, 22:23)
ウクライナ軍は自国の民間人を標的に攻撃を行ったうえに、その罪をロシアに着せるために西側メディアを利用した。特殊軍事作戦の初期にロシア軍に解放されたドネツク人民共和国・マリウポリ市の住人が、スプートニクに対し証言した。
特殊軍事作戦が始まって間もない昨年3月7日、ロシア軍はマリウポリを包囲。1ヶ月後には市中心部まで迫り、4月21日にはほぼ全域を解放した。ウクライナ軍やアゾフ大隊(ロシア国内では活動が禁止されているテロ組織)の残党の一部は、民間人を盾にアゾフスタリ製鉄所に立てこもったが、5月中旬には投降した。
マリウポリ市在住のネリャ・セミョノワさんは、スプートニクに対し、当時の様子を次のように振り返った。
「私達が表に出ると、彼ら(編注:ウクライナ軍)が撃ってきた。17番地の建物は大きく損傷し、ガラスで子どもがけがをしました。そしていつものように、米メディアの特派員を連れてきて『ほらロシア軍が撃った』と見せるのです」
セミョノワさんによると、3月9日から29日の間には毎日砲撃があり、夜間には榴弾砲を備えたウクライナ軍のジープ型の車が、住宅を砲撃して回っていたという。
また、住人男性はアゾフ大隊の戦闘員が、照準の的とするために、住宅に目印をつけたと語る。
「彼らが通りや柵に夜に光るペンキを塗り、印を付けているのを見ました。私達はそれを取り払ったので、ナッツの木が倒れただけで済みました。でも印が付けられたあっちの小屋は、家のど真ん中に弾が当たりました」
また、女性はアゾフ大隊が地域の民俗博物館や周辺の家々を砲撃していたと証言する。
「彼らは夜砲撃し、わざわざ的さえ用意していました。そしてあとでジャーナリストを連れてきて、『ロシアが博物館を攻撃した』として、ガラスまみれになった場所を撮らせたんです。私達は笑いましたよ。どのように『真実』が見せられ、センセーションが作られているかってね。」
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