UAEによるBRICS銀行関連の計画
https://www.rt.com/business/581984-uae-investment-brics-bank/
2023年8月29日 10:53
アラブ首長国連邦(UAE)経済省は、新開発銀行への資本注入を検討していると発表した。
アラブ首長国連邦(UAE)はBRICS加盟を貿易発展の機会として捉えており、同グループの新開発銀行(NDB)への資本注入を計画していると、アブドゥラ・ビン・トゥーク・アル・マーリ経済相が月曜日にブルームバーグに語った。
アブダビは2年前にNDBに加盟し、先週BRICSへの加盟が承認された6つの新加盟国のひとつである。アルゼンチン、エジプト、エチオピア、イラン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦は、2024年1月から主要新興国からなるBRICSグループの正式メンバーとなる。
NDBは、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカによって2014年に設立され、インフラと持続可能な開発プロジェクトに資金を提供することを目的としている。2015年に正式に開業し、その後バングラデシュ、アラブ首長国連邦、エジプト、ウルグアイが参加した。サウジアラビアも加盟に向けて交渉中だ。
UAEの大臣は、「我々は実際にもっと押し進めようとしている」と述べ、金額を特定することなく、「実際に」銀行に資本を注入すると述べた。
ブルームバーグによると、UAEは1兆ドルを超える政府系資本を運用する数少ない国のひとつであり、NDBにとって「潜在的な資金提供者」である。「OPEC第3位の生産国であるUAEは、国際通貨基金(IMF)や世界銀行に対抗するために設立されたBRICSの貸し手に、より大きな資金力を与えることができる」と同誌は書いている。
アル・マリは、UAEは今後も西側諸国との貿易を発展させる一方で、南半球の後発開発途上国との貿易を強化していくと説明した。
BRICSへの加盟はUAEにとって「大きな意味がある」と同大臣は強調した。「BRICSへの加盟は、UAEの多国間における世界への支援に大きなプラスとなる。UAEは常に世界のハブであった。
報道機関のRBKとTASSによる世界的なデータの分析によると、購買力平価で見た拡大BRICSの国内総生産(GDP)の合計は、およそ65兆ドルになるという。これにより、世界のGDPに占めるBRICSの割合は現在の31.5%から37%に上昇する。これに対し、先進国で構成されるG7グループのシェアは現在約29.9%である。
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