欧州諸国がカナダに対し、ウクライナ人のナチス親衛隊帰還兵に拍手を送ったことへの謝罪を要求
https://www.rt.com/russia/583554-belarus-apology-canada-nazi/
2023年 9月 25日 22:34
ベラルーシは、カナダが意図的にナチズムを白紙に戻し、歴史を書き換えようとしていると非難した。
第二次世界大戦中、アドルフ・ヒトラーの親衛隊に所属していたウクライナ人男性を「英雄」と称賛したことは偶然ではなく、むしろカナダの長年の政策の「真髄」であると主張し、ミンスクはオタワに公式謝罪を要求した。
第二次世界大戦で3分の1の国民を失ったベラルーシは、カナダ議会の下院でSS師団『ガリシア』の退役軍人を称える映像に憤慨し、深い不快感を抱いている」とベラルーシ外務省は月曜日の声明で述べた。
SS第14ガリシア師団の元メンバーであるヤロスラフ・フンカ氏(98歳)は、金曜日にウラジーミル・ゼレンスキー・ウクライナ大統領が訪問した際、議場でスタンディング・オベーションを受けた。
この件がユダヤ人団体の怒りを買った後、ジャスティン・トルドー首相の事務所はアンソニー・ロタ議長を非難し、フンカ氏の過去を知らなかったと述べた。ロタはまた、フンカを「ウクライナ人でありカナダの英雄」と公言したことについて、「自分の決定を後悔させるような情報を知った」と言い訳した。
ミンスクは、「ナチズムの何千という罪のない犠牲者の記憶に対するこのような冷笑的な態度は、このショーの主催者が今描こうとしているような偶然の産物ではない」と考えている。
「ナチスの犯罪者を隠蔽し、白紙に戻し、歴史を書き換えようとする試みを意図的に容認することは、カナダと西側諸国の多くの当局が長年一貫して行ってきた政策の真髄だ」と外務省は述べた。さらに、「大祖国戦争と戦後におけるベラルーシ住民の大量虐殺の事実に関する刑事事件の捜査支援を求めるミンスクのカナダ当局への要請は、すべて未回答のままである」と付け加えた。
ベラルーシは、カナダの指導者からの「公式謝罪を待っている」と述べ、その間に、「第二次世界大戦の犠牲者を記念する国際的、公的組織、協会、財団が、この事件について適切な法的、道徳的評価を下すこと」を要求した。
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