2023年11月14日火曜日

パリの反ユダヤ主義デモ行進、10万人以上が参加

https://www.rt.com/news/587177-paris-france-anti-semitism-march/

2023年 11月 13日 14:10

共和国のために、反ユダヤ主義に反対する」という横断幕を掲げた上級政治家が群衆を先導した。

イスラエルとハマスの対立が激化して以来、反ユダヤ主義的行為が急増するなか、日曜日、反ユダヤ主義に反対する大規模なデモがフランス全土で行われた。パリでは、エリザベス・ボルヌ首相、フランソワ・オランド前大統領、ニコラ・サルコジ前大統領を含む上級政治家が行進を先導した。

反ユダヤ主義に反対する「市民の大行進」は、国民議会のヤエル・ブラウン=ピヴェ議長とフランス上院のジェラール・ラルシェ議長によって開始された。

フランスで反ユダヤ主義事件が急増しているさなかのことである。フランス内務省によると、パレスチナの過激派組織ハマスがガザへの報復として10月7日にイスラエルを攻撃して以来、1100件以上の反ユダヤ事件が記録されている。2022年全体では436件であった。

ジェラルド・ダルマナン内相によると、これらの行為には、言葉や身体による攻撃、ユダヤ教を信仰するフランス人が住むとされる場所にナチスのシンボルやダビデの星を刻むことなどが含まれるという。

地元メディアが警察を引用して伝えたところによると、全国で約20万人がデモに参加し、パリでは約10万5000人が参加したという。首都パリでは、参加者は「共和国のために、反ユダヤ主義に反対する」と書かれた横断幕を持ち、フランス国歌を歌う政治家たちに続いて通りを行進した。

ニコラ・サルコジ前国家元首は、事態の深刻さを踏まえ、「デモ行進への参加はすべての人の義務だ」と述べた。彼は、デモは政治的なものではなく、「フランスにこれ以上の反ユダヤ主義はいらないという本質的な価値の確認」だと指摘した。

エマニュエル・マクロン大統領は出席しなかったが、イスラエル、パレスチナ、そしてこの地域の人々のための「正義、平和、安全」、そしてフランス国民の団結を呼びかける書簡で演説した。

世界ユダヤ人会議(WJC)によると、フランスには約50万人のユダヤ人が住んでおり、イスラエル、アメリカに次いで世界で3番目に大きなユダヤ人コミュニティがある。

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