イラン、イラクのエルビルにある外国スパイ拠点に弾道ミサイルを発射
2024年1月16日火曜日 - 午前08時08分
イラクのエルビルにあるアメリカ領事館付近で一晩中(現地時間)、複数の大きな爆発が報告された。
イラン・イスラム革命防衛隊(IRGC)は、外国のスパイセンターや反イランテロリスト集団への弾道ミサイル攻撃を行ったと発表した。
ABCニュースは、今回のミサイル攻撃で4人が死亡したと報じているが、アメリカ人に負傷者は出ていない。米政府当局者は、エルビルのミサイル攻撃で米軍施設に被害はなかったと地元メディアに語った。
この攻撃とほぼ同時期に、おそらくエルビルの事件から5分以内に、イスラエルはシリア北部のアレッポ国際空港郊外のイラン関連標的に対して空爆を開始した。
地域特派員の一人、ジョイス・カラムは、月曜日は非常にエスカレートした出来事が時間的に近いという点で、例外的な一日であったと指摘した。彼女は、「中東は一日で崩壊した」と書いている。
イエメン・フーシ派による米艦船攻撃
米国が紅海で2度目の攻撃を阻止
イスラエルによるガザ(とシリア)への攻撃
テルアビブ近郊での刺傷事件と車への突っ込み イラクでのIRGC攻撃
シリアでのIRGC攻撃
シリアにおけるIRGCの行動については、1月3日にイラン南東部のケルマン市で発生した双子の自爆テロへの報復として、ISISの拠点を標的にしたと声明が発表された。ISISは、カセム・ソレイマニの死を記念する追悼行事に参加していた100人以上が死亡したこのテロを実行した。
これまでに発表されたIRGCの声明には、月曜日の以下の軍事行動(一部は現地時間火曜日の夜間に発生)が含まれている。
イラクのエルビルにおける反イランのテロ拠点(すなわち米軍拠点)への攻撃
シリア国内のISISテロ拠点への攻撃
イラクのクルディスタンにあるモサド本部への攻撃
ロイター通信によれば、イランによるイラク北部への攻撃の詳細は以下の通り:
クルディスタン半自治区のエルビルの北東約40キロの地域で爆発があった。
これらはすべて、ガザ戦争からの波及である。
どうなることやら。
【関連記事】
イランのIRGC、イラクのエルビルへのミサイル攻撃
テヘラン(スプートニク) - イラン・イスラム革命防衛隊(IRGC)は火曜日、イラク・クルディスタンの首都エルビルへのミサイル攻撃の責任を取り、反イランのテログループの拠点を標的にしたと主張した。
これに先立ち、イラクの治安筋がスプートニクに語ったところによると、エルビルでは米国総領事館とエルビル国際空港の近くで複数の爆発が発生した。
「イランの敵による最近のテロ攻撃を受けて、中東地域の一部の反イランテロ集団のスパイ本部と敵本部が、数発のIRGC弾道ミサイルで攻撃された」と、IRGCはタスニム通信の発表を引用した。
同報道は、IRGCがイラクのクルディスタンにあるイスラエル秘密情報局(モサド)の本部のひとつに弾道ミサイルを撃ち込み、破壊したと付け加えた。この本部は、中東地域、特にイランにおける特殊作戦の展開とテロ攻撃の計画の中心であった。
IRGCがイラク・クルディスタンの首都エルビルをミサイル攻撃した結果、4人が死亡したとABCニュースがイラク治安筋の話として火曜日に報じた。
ロイター通信は米政府関係者の話として、イラク・クルディスタンのエルビルでのミサイル攻撃による米軍施設の被害はないと報じた。
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム