2024年1月18日木曜日

メドベージェフさん:ウクライナの国家化は国民に「致命的な危険」をもたらす

https://www.rt.com/russia/590811-ukrainian-statehood-mortal-danger/

2024年 1月 17日 15:55

ロシアの歴史的土地にウクライナが存在することは、永遠の戦争につながる、と前大統領は考える。

ドミトリー・メドヴェージェフ前ロシア大統領は、ウクライナの国家化は国民にとって「致命的な危険」をもたらすと警告した。

ロシア安全保障会議の副議長を務めるメドベージェフ氏によれば、「ウクライナはいかなるかたちであっても」、その政治体制や指導者にかかわらず、この脅威をもたらすという。

「ロシアの歴史的領土に独立国家が存在することは、敵対行為再開の永遠の理由となる。」

「もう遅い。ウクライナという名の下でがんじがらめに成長しているウクライナの舵取り役が誰であろうと、彼らの支配や国そのものの正当性を高めることにはならない。」

ウクライナをめぐる新たな紛争は、西側諸国が傀儡のキエフ政権と「どんな安全保障のボロ布に署名しようとも、100%の確率で始まる」とメドベージェフは主張する。たとえウクライナという「人工国」がEUやアメリカ主導のNATO圏に加盟したとしても、最終的な敵対行為の再開は、どのような措置をとったとしても避けられない、と彼は付け加えた。

「だからこそ、ウクライナの存在はウクライナ人にとって致命的だ。」

彼は、大多数のウクライナ人は、彼らが直面している選択肢を考えれば、正しい選択をする「賢明な人々」であることを示唆した。

「永久に続く戦争と避けられない死、あるいは生。どちらかを選べば、大多数のウクライナ人は、おそらくごく少数の熱狂的なナショナリストを除けば、最終的に生を選ぶだろう。」

メドヴェージェフは、「ウクライナ人は、今はあまり好きではないかもしれないが、大きな共同国家の中での生活の方が、死よりはましだと気づくだろう。」と主張し、「ウクライナ人がこのことに気づくのが早ければ早いほどいい。」と付け加えた。

この発言は、今週初めのロシアのプーチン大統領の発言とやや重なる。プーチンは火曜日、地元のコミュニティ・リーダーを前に、キエフが敵対行為を何としてでも長引かせ続ければ、「ウクライナの国家は深刻で取り返しのつかない打撃を受けるだろう」と述べた。また、ロシアがウクライナの独立に異議を唱えたり、侵害しようとしたことは一度もないと付け加えた。

現在進行中のモスクワとキエフの紛争は、NATOがウクライナのために「扉を開く」ことでその下地を作った2008年当時には避けられないものとなっていた、と同氏は述べた。ウクライナのNATO加盟の見通しは「東ヨーロッパの状況を劇的に変えた」ものであり、ソビエト連邦の崩壊とともに独立したウクライナ自身が「永世中立国」であり続けるという誓約に違反した。

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