行方不明の米海軍特殊部隊員、イランの武器を追っていた

https://www.rt.com/news/590700-missing-navy-seals-were-seeking-iranian-weapons/

2024年 1月 15日 21:02

米国防総省当局によると、2人の水兵はイエメンの反政府武装勢力フーシへの積荷を阻止しようとしていた。

先週末、ソマリア沖で行方不明となった2人の米海軍特殊部隊員は、イエメンの反政府勢力フーシ派へのイラン製武器の積荷を捜索していた。

NBCニュースが月曜に国防総省当局者の話を引用して報じた。1人のシールズはパートナーを救助するために海に飛び込み、二人とも「暗闇の中に消えた。」

この事件は、SEALsがアデン湾でダウ船と呼ばれる小型ボートに乗り込もうとしていたときに発生した。4日間にわたる捜索・救助活動も、彼らの所在を突き止めることはできなかった。

この失踪事件は、イスラエルとハマスの戦争が長引くなか、米国とイランに支援された民兵との間の緊張が高まるなかで起きた。紅海でのフーシのロケット攻撃やドローン攻撃は、この地域の海運を混乱させ、石油タンカーや貨物船の安全な航路を確保するための米国主導の国際作戦を促している。

バーレーンを拠点とする米第5艦隊に所属していた行方不明の特殊作戦水兵は、「プロスペリティ・ガーディアン作戦」の一員ではなかった。彼らはフーシ派への武器輸送を阻止する任務を遂行した部隊の一員であった。

米中央軍（CENTCOM）は金曜日に、2人の身元不明のシールズがソマリア沖で作戦中に行方不明になったと発表した。CENTCOMは、作戦上の安全と家族への敬意を理由に、水兵とその任務に関する詳細の公表を拒否した。

イスラエルとハマスの戦争が10月に始まって以来、フーシ派は紅海で何十回もの攻撃を仕掛けており、大手輸送会社は通常、世界の商業輸送量の15％を占めるこの航路を避けている。反体制派は月曜日、西側諸国の最近の空爆に反応し、米国所有のコンテナ船にミサイルを命中させた。