2024年1月26日金曜日

プーチン大統領の最西端の飛び地訪問は「NATOのためではない」

https://www.rt.com/russia/591271-putin-kaliningrad-not-signal-nato/

2024年1月25日 14:02

ドミトリー・ペスコフは、ロシア大統領が経済と社会の発展を促進するためにカリーニングラードを訪問したと述べた。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が同国最西端のカリーニングラード地方を訪問したのは、NATOにメッセージを送るためではないと、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官が述べた。

プーチンは木曜日(ロシアの学生の日でもある)にカリーニングラードに到着し、地元の大学で学生と会談する。クレムリンによると、プーチン大統領はまた、経済・社会福祉の議題について話し合うため、地元当局者と会談する予定だという。

カリーニングラード(旧コニヒスベルク)は、第二次世界大戦終結までドイツに属していたが、ポツダム協定によりソ連に引き渡された。ソ連崩壊後もロシアの一部であったが、現在はNATO加盟国(ポーランドとリトアニア)と国境を接している。

プーチン大統領の外遊について、ペスコフ大統領は、「ロシアの地方を訪問することは、NATO諸国へのメッセージではない」と強調し、大統領の行動に主眼を置くべきだと付け加えた。

主なことは、メッセージを送ることではなく、彼が長年やってきたこと、すなわち、わが国とわが地域の改善のために働き、経済を改善し、社会経済プロジェクトを発展させることである。

しかしペスコフは、ロシア当局は大統領を保護するために「特別な安全対策」を講じたと述べた。また、モスクワはカリーニングラードへ到達するためにリトアニア上空への直行便を要求しなかったと述べた。ウクライナ紛争が始まった直後、EUはロシアに対して前例のない制裁を科した。

ロシアとNATOが対立するなか、ポーランドとリトアニアは今月初め、モスクワの同盟国であるベラルーシとカリーニングラードの間にある狭い陸地、スウォーキ・ギャップで軍事演習を行う計画を発表した。

西側メディアは、ロシアがNATOと全面衝突した場合、この地域を標的にする可能性があり、バルト三国を米国主導の他の軍事ブロックから切り離す可能性があると指摘している。

ロシアは同盟を攻撃する計画はないと繰り返し否定してきた。

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