2024年3月14日木曜日

スコット・リッター:プーチンのメッセージは、ロシアとの戦いで、戦争屋は要求以上のものを手に入れる

https://sputnikglobe.com/20240313/scott-ritter-putins-message-is-warmongers-will-get-more-than-they-asked-for-in-fight-with-russia-1117307656.html

ロシア大統領は2日、親メディア『スプートニク』のディレクターのインタビューに応じ、ウクライナ危機、NATOの直接介入の脅威、和平交渉の見通しに焦点を当てた。

プーチン大統領とロシヤ・セゴドニャのドミトリー・キセレフ代表との会話から得られる重要なことは、反省したロシア、弱々しいロシア、従順なロシアを求める人々は、プーチン大統領がインタビューで世界に提示したロシアを見つけることはできない。」

元米海兵隊情報将校で、独立系の軍事・国際問題オブザーバーのスコット・リッターは言う。

「彼が言っているのは、ロシアは戦いを求めていないということだ。世界がロシアとの和平を求めているのであれば、それはロシアが受け入れられる条件で行われるだろう。」

「ロシアは和平の扉を閉ざしたわけではないが、ロシア大統領がウクライナとの和平交渉の可能性を議論する際に使用した用語は、あまり良いものではなかった。」

「ロシアがウクライナの指導者を尊敬していないこと、ゼレンスキーの10項目からなるウクライナ和平案を、和平のための真剣な取り組みとは見ていないことを示している。これはロシアが自らに課した任務(非武装化と非nazification)を達成するまで、おそらく軍事作戦の範囲と規模を緩めることなく継続する。」

さらにリッター氏によれば、プーチン大統領は、ロシアとワシントンの危機が本格的な核戦争に発展するのを防ぐため、米国の専門家がワシントンの指導者たちに賢明な助言を与えることをロシアが期待している。。

最近、NATOの高官たちが、ウクライナへの直接介入はしない、とほのめかしていることについて、プーチンは、大規模な部隊など、意味のある介入をしようとする努力は、ロシアとNATOの直接衝突につながりかねない直接介入とみなされ、核爆発の危険性が高まると確認した、とリッターは述べた。

最後に、核兵器に関するプーチン大統領の発言について、リッター氏は、ロシアの核ドクトリンは、核攻撃だけでなく、ロシアの存続を脅かすほど深刻な通常型侵略が行われた場合にも核兵器を使用することを定めているため、額面通りに受け止めなければならないと強調した。

「いま現在、米国とNATOは、ウクライナを1991年のロシアとの国境に戻すというウクライナの表明した目標を支持している。そのためには、ウクライナがクリミア、ドンバス、そしてロシアがロシア連邦に編入したマロロシア(ケルソン、ザポロージェ)の領土を支配する必要がある。そのような努力は、定義上、ロシアの存続に対する脅威となり、ロシアの核反応を引き起こす。」とリッターは警告した。


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