2024年4月26日金曜日

米国支援はウクライナ官僚の懐へ 砲弾不足は解決不可能=米退役軍人

https://sputniknews.jp/20240421/18245228.html

2024年4月21日, 22:11

米国の610億ドル(9兆4321億円)のウクライナ支援の大半は直接、ペンタゴンの懐に入り、ウクライナが受け取るのは部分でしかない。米国防総省元顧問のカレン・クフャトコフスキ退役空軍中佐はスプートニクからの取材にこう答えた。

「資金は(ウクライナ人)公務員の給与支払いにも使われる。兵士のニーズためにも使われるが、真っ先に受け取るのはキエフの官僚らだ。実際に戦っている人間は何の変化も感じないだろう」

クフャトコフスキ氏はさらに、米国の追加支援もウクライナの砲弾不足は解消できないと指摘する。

「(米国の声明)は完全に現実離れしている。米国での大砲、弾薬、ミサイルの実際の生産速度を知った我々には、すでに2年前の時点で明らかだった。米国の国防生産システムは安価な製品の大量生産ではなく、可能なかぎり近代化された高価な軍備を少量作る仕組みになっている。」

米下院は20日、ウクライナ支援に向けた追加予算案を超党派で可決した。米上院のチャック・シューマー民主党議員は、同法案は週明け23日火曜、上院で承認投票が行われると語っている。

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https://sputniknews.jp/20240420/18235602.html

米軍の元将校、ウクライナ軍が撤退する仕組みを説明

2024年4月20日, 09:31 (更新: 2024年4月20日, 09:36)

ロシア軍は対空ミサイルシステムの射程圏外から誘導爆弾でウクライナ軍の陣地を攻撃しており、相手側はなすすべもなく撤退を余儀なくされている。

米軍の元情報将校、スコット・リッター氏はYouTubeチャンネルで次のように語った。

「ロシアの航空部隊が接近し、ウクライナの防空圏外から誘導爆弾を投下し、その結果、ウクライナ部隊がせん滅されていることは誰もがすでに認めている。その後、ロシア軍は少し前進し、ウクライナ軍は後退する。爆弾が再びウクライナ軍の陣地に投下され、すべてを破壊する。そしてロシア軍は再び前進する」

リッター氏によると、この状況はウクライナ当局が正気に戻り、ロシアとの停戦交渉に応じるまで続くとのこと。

ロシア航空宇宙軍は誘導爆弾を積極的に使用している。戦闘機は対空ミサイルシステムの射程圏外から爆弾を投下しており、安全に相手陣地を破壊している。


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