トルコ、地方選挙で野党CHP党が与党AKP党を破る
イスタンブール(スプートニク) - トルコの放送局TRTハーバーが発表した投票データによると、トルコの野党・共和人民党(CHP)が、投票用紙の50%が処理された後の市議選で、20年ぶりに与党・公正発展党(AKP)を上回った。
CHPの得票率は現在37.8%で、AKPの36.8%をわずかに上回っている。親クルド派の人民平等・民主主義党(DEM)は6%弱の得票率で上位3党の後塵を拝し、AKPと同盟関係にある国民運動党(MHP)は4%を切っている。
2001年に設立されたAKPは、2004年以来、すべての地方自治体選挙で第1位を獲得している。
2023年5月の大統領選挙と国会議員選挙に立候補した6野党の連合体である国民連合は、満足のいく投票結果が得られず、実質的に解散した。今回の市議選では、CHPが独走している。
CHPのオズグル・オゼル新党首は、予備結果は「歴史的な結果」であり、現政権への「明確なシグナル」であると述べた。
「有権者は今日、非常に重要な決断を下した。今日、有権者は新しい統治概念を確立することを決定した。私たちが国民とともに作り上げた国民連合は、歴史的な結果を達成した。これまで無視されてきた人々は、今日この国を統治する人々に明確なシグナルを送った。この勝利に敗者はいないことを、私は皆に知ってもらいたい。今日、人々がどの政党に投票したにせよ、私は彼らに敗者のような気持ちになって欲しくない。」オゼルは党本部で支持者を前に語った。
トルコ人は日曜日、30の巨大都市を含む81都市の市長、市町村の長、村や地区の長、村議会を選出するための投票を行った。
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