ヒズボラ、レバノン国境を突破したIDF部隊を捕らえ爆弾爆発、4人が負傷
2024年4月16日火曜日 - 午前03時20分
レバノン領内で爆弾が爆発し、イスラエル軍兵士4人が負傷した。
ヒズボラは爆発の責任を取り、国境付近に爆弾を仕掛けたと述べた。ヒズボラの声明によれば、ヒズボラ過激派はレバノン国内の「タル・イスマイル地区に爆発物を仕掛け」、イスラエル兵が「国境を越えた」後に爆発させた。
その後、IDFは4人の兵士が負傷したことを認め、報道各社は「レバノン国内数百メートル」で起きた出来事として報じた。
軍の声明によれば、「北部国境付近」で爆発が発生し、兵士の1人が「重傷を負った」とIDFから発表された。
イスラエル軍のラジオは、「ゴラニ戦闘機がイスラエル領から数十メートル、数百メートル離れた国境付近で作戦を実行した」と認め、部隊が負傷したのは「レバノン領内」であったことを認めた。
ヒズボラの声明全文は次の通りである。
「ガザ地区にいるパレスチナ人を支援し、彼らの勇敢で名誉ある抵抗を支援するため、そして敵軍の動きを注意深く監視し予測した結果、イスラム抵抗軍のムジャヒディーンは、レバノン領内の占領下のパレスチナとの国境に隣接するタル・イスマイル地区に多数の爆発物を仕掛けた。」
「ゴラニ旅団に属する部隊が国境を越えてその場所に到達したとき、爆発物が爆発し、隊員が死傷した。」
アルジャジーラは、このようなシナリオ(地上爆弾が爆発し、国境を突破した部隊が負傷する)は、10月7日以降の半年間の国境を越えた紛争を通じて一度も起こったことがないと指摘している。
ヒズボラは、土曜日一晩のイスラエルへの大規模なミサイル攻撃とドローン攻撃を受けて、イランを『祝福』した:
「ヒズボラは、イラン・イスラム共和国の指導者とその国民に対し、不当な侵略者を標的にした効果的かつ前例のない攻撃に対する祝福と祝意を表する。」
攻撃の直前、ヒズボラはイスラエル北部に数十発のカチューシャ・ロケット弾を発射した。イランの攻撃に先立ち、イスラエルの北部防衛の気をそらし、圧倒するためだったのかもしれない。
ヒズボラはイスラエルの通信・情報基地や国境付近のインフラを狙い撃ちしているが、レバノン南部で全面戦争に発展するまでには至っていない。イスラエル軍がレバノン国境を突破し続ければ、地上戦に発展する可能性がある。
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