ライシ氏のヘリコプター調査、さらなる疑問が浮上 - イラン
https://www.rt.com/news/598431-raisi-helicopter-crash-investigation/
2024年5月29日 18:18
死亡事故の原因は複数あると捜査当局は断定
イラン国営放送IRIBが水曜日に報じたところによると、エブラヒム・ライシ大統領が死亡したヘリコプター墜落事故の原因について、イランの捜査当局はまだ明らかにしていないが、妨害工作は否定している。
ライシ氏とホセイン・アミール=アブドラヒアン外相を乗せた米国製ベル212ヘリコプターは5月19日、イランの東アゼルバイジャン州で墜落し、乗員全員が死亡した。イラン軍参謀本部が原因究明に当たっている。
飛行中、あるいは丘の斜面に衝突する数秒前に、妨害工作の結果として爆発が起こった可能性は否定された。
大統領専用機に関する書類や記録を調べた結果、修理や整備に関して事故に影響するような欠陥は見つからなかった。同様に、離陸時のヘリコプターの重量も許容範囲内だった。
報告書によると、大統領専用ヘリは墜落の69秒前にグループ内の他の2機と最後に交信しており、緊急信号は発信していなかった。残る2機のヘリコプターは通信を続けていたため、無線の問題も否定された。また、大統領専用機の残骸からは電子戦の痕跡は検出されなかった。
参謀本部によれば、事故の原因はまだ特定されていない。参謀本部の報告書では、最新の資料や生き残ったヘリコプターのパイロットや乗客の証言から、帰路の天候についてさらに調査する必要があると指摘している。
ライシ氏は先週水曜日、故郷のマハシャドに埋葬された。テヘラン政府は、ライシ氏の後継者選挙を6月28日に実施すると発表した。その間、モハマド・モクバー副大統領が最高指導者アヤトラ・アリー・カメネイの祝福を受け、大統領代行を引き継いだ。
候補者登録は5月30日から6月3日まで行われる。選挙を管理する12人の聖職者と法学者で構成されるガーディアン評議会の審査を受けると伝えられている。選挙戦は6月12日から27日まで行われる予定。
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