2024年5月30日木曜日

第3次世界大戦を回避するにはプーチンの合理性が必要だ

https://sputnikglobe.com/20240529/the-west-depends-on-putins-rationality-to-avoid-wwiii-1118692662.html

ウクライナのNATOの恩人たちは、ロシアのプーチン大統領の理性に頼っている。特別軍事作戦の間中、西側諸国の指導者たちはプーチン大統領のエスカレートに対する警告を無視してきた。

ウクライナ軍当局は、ハリコフ地方でロシア軍の攻撃が迫っていることに対抗するため、ロシア国内での攻撃の許可が必要だと主張していたが、それ以来、特別軍事作戦とは無関係の標的を攻撃するために西側の武器を使用している。

先週、ウクライナは、核攻撃を含む長距離弾道ミサイル攻撃を探知するために設計されたロシアの早期警戒レーダーシステム2基を攻撃したと主張した。標的となったシステムはいずれもウクライナ領内には向けられておらず、ウクライナの戦場に影響を与えるということとは別の動機があったようだ。

NATO諸国が、キエフの人手不足を補うためにウクライナに軍隊を派遣することを検討していた矢先のことだった。

ウクライナの戦場でロシアが勝利しているという事実は、ロシアがその操り人形をより強く攻撃することをより切実にさせるだけだ。」と、国際関係と安全保障の専門家であるマーク・スレボダは、水曜日のスプートニクの『フォルトライン』で説明した。

ロシアは戦場でNATOの装備や戦術を打ち負かすことが十二分に可能であることが証明されているため、ウクライナでNATO諸国に対する通常の陸戦を恐れる理由はほとんどない。

プーチンは火曜日、ウズベキスタンでの記者会見で、「NATOの代表、特にヨーロッパの代表は、自分たちが何を相手にしているのか自覚すべきだ。

西側諸国は、キエフがロシア国内を攻撃することを恐れていない。

ロシアが反撃してくるとは、ウクライナを除いては思っていない。

水曜日、軍事安全保障と軍備管理に関するウィーン交渉へのロシア連邦代表団の代表、コンスタンチン・ガブリロフは、「潜在的な侵略者は、攻撃された場合、われわれは、いわば状況が要求するままに行動し、あらゆる能力を行使する権利を留保していることを認識する必要がある。」と警告した。

この数カ月間、ロシアは戦場で数々の成功を収めており、エスカレーションを求める理由はない。しかし西側諸国は、ロシアを挑発し続け、全文明に影響を及ぼす可能性があるにもかかわらず、戦争を拡大させようとしている。

ロシアは今、ますます速く、否定できない速度で勝利している。だから彼らはNATOのエスカレーションや挑発に反応しないように懸命になっている。」とスレボダは説明する。西側諸国が感じている絶望と、彼らがやっていることは戦場では何も変わらないので、彼らのエスカレーションと挑発はますます大きくなり、無視することが難しくなっている。

ネイチャー』誌の最近の研究では、米ロ間で核戦争が起きた場合、世界中で約50億人の死者が出ると推定されている。

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