2024年5月10日金曜日

ロシア、アルメニアから軍を撤退させる - クレムリン

https://www.rt.com/russia/597317-peskov-russia-to-withdraw-troops-armenia/

2024年5月9日 16:38

クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、隣国アゼルバイジャンとの緊張が高まる中、エレバンは2020年の軍事配備を要請していたと述べた。

クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、ロシアがアルメニアの地域から軍隊と国境警備隊を撤退させることに合意したことを明らかにした。この決定は、旧ソビエト連邦のトルコやイランとの国境沿いのロシア軍駐屯地には影響しない、とペスコフ報道官は付け加えた。    

アルメニアと隣国アゼルバイジャンの関係は、ソ連崩壊後、アゼルバイジャンのナゴルノ・カラバフ地方に住むアルメニア系住民がバクーからの独立を宣言して以来、緊張が続いている。それ以来、領土をめぐって両国間で血なまぐさい紛争が続いている。最後の軍事衝突では、アゼルバイジャンがこの紛争地域を奪還した。   

木曜日、インタファクス通信はペスコフ氏の発言を引用し、2020年秋、アルメニアの要請により、わが国の軍人と国境警備隊がアルメニアのいくつかの地域に派遣されたと説明した。   

この話題は、水曜日にユーラシア経済連合(EAEU)加盟国の上級代表が集まったモスクワでの両首脳会談で持ち上がった。  

ペスコフ氏によれば、アルメニアの要請により、国境警備隊はアルメニアとトルコ、アルメニアとイランの国境に駐留することになった。  

同日、アルメニア与党のエイク・コンジョリャン党首は、エレバンとモスクワが合意に達したことを確認した。 

先月、パシニャン首相はこの地域から軍人が撤退する可能性を示唆した。パシニャン首相は当時、ロシア軍が駐留しているのは、2020年のアルメニアとアゼルバイジャンの戦争という具体的な状況の結果であると主張した。彼は、エレバンとバクーが国境画定作業を開始したことで、この地域の安全保障の見通しが変わったと説明した。  

同じ頃、ペスコフはモスクワがナゴルノ・カラバフから平和維持軍を撤退させると述べた。しかし、ロシアはまだアルメニアに軍事基地を置いている。


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