ロシアの高級車ブランドがトヨタの主要工場を買収
https://www.rt.com/business/597160-former-toyota-plant-russia-aurus/
2024年5月7日 13:15
サンクトペテルブルクの施設は、国内の高級車ブランド、オーラスに譲渡された。
ロシアのデニス・マントゥーロフ産業貿易相代理は火曜日、サンクトペテルブルクにある日本の自動車メーカー、トヨタの工場がロシアの高級車メーカー、アウルスに引き渡されたと発表した。このブランドは、ロシア大統領用のリムジンを生産していることで知られている。
工場での生産は今年末までに開始される、とマントゥロフは付け加えた。
ウクライナ関連の対モスクワ制裁の中、トヨタは2022年に同工場を閉鎖し、ロシア市場から撤退した。カムリとRAV4モデルを生産していたこの施設はその後、オーラスブランドを所有する中央科学研究自動車・自動車エンジン研究所(略称NAMI)に売却された。2022年、同研究所はフランスの自動車メーカー、ルノーが保有するロシアの自動車メーカー、アフトヴァズの株式も取得した。
オーラスは10年前、ロシア政府高官が使用する外国製品を排除する高級車である。このブランドは2018年5月のプーチン大統領就任式でデビューした。火曜日、プーチンはモスクワでの就任式でこの高級車の最新版を使用した。
このクルマはモスクワにあるナミの工場と、かつてロシアのソラーズ社とアメリカのフォード社が合弁で設立したタタルスタン共和国の組立工場で組み立てられている。オーラスは昨年、アラブ首長国連邦でも生産が開始された。
1月、マントゥロフは、オーラスはより手頃な価格の大衆向け車種を拡大する見込み。2025年には、大型エグゼクティブクラスとビジネスクラスのセダンの販売を開始する。現在販売されているアウルス車の価格は50万ドルを超えている。
2月、プーチン大統領は北朝鮮の金正恩委員長にオーラスを贈った。
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