マクロン大統領、トルドー大統領にエアバスのロシア製チタンへの制裁解除を迫る
ワシントン(スプートニク) - フランスのエマニュエル・マクロン大統領がエアバスの代理として、カナダのジャスティン・トルドー首相を説得し、航空機メーカーが使用するロシアのチタンに対する制裁を免除させた。ロイター通信が木曜日に報じた。
4月下旬、メディアは、ウクライナ紛争に関連した制裁措置のひとつでカナダがロシア産チタンの使用を禁止した後、エアバスがカナダから製造におけるロシア産チタンの使用を許可されたと報じた。
5月下旬に行われた電話会談で、フランス大統領はトルドーに対し、欧州の航空宇宙企業数社に対する制裁免除を認めるよう説得したと、マクロン大統領側近の情報筋の話として報道された。このメッセージは「あらゆるレベル」で伝えられたという。
マクロン大統領は、ガブリエル・アタルフ仏首相のカナダ訪問に先立ち、トルドー首相と接触した。
この要求は、カナダが制裁を発動した後に行われた。エアバスをはじめ、カナダやその他の国にある工場へのチタン供給をロシアに依存している企業にとっては、大きな懸念材料である。
カナダは対話の初期段階では毅然とした態度をとったが、すぐに態度を変え、エアバスやその他の企業に対する制裁の免除を認めた。マクロン大統領やアッタル首相がこの問題に介入していなければ、免除はありえなかったという。
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