2024年5月16日木曜日

ロシア軍、ウクライナ反攻の唯一の収穫を覆す

https://www.rt.com/russia/597625-russian-army-ukrainian-counteroffensive-rabotino/

2024年5月15日 10:31

国防省は、ザポロージェ州のラボティノ村が再びモスクワの完全な支配下にあることを確認した。

国防省が水曜日に発表したところによると、ロシア軍はザポロージェ州の象徴的に重要な村ラボティノを奪還した。

ウクライナ紛争に関する同省の最新情報によれば、領土獲得は、ウクライナ軍に対する軍事行動によって達成され、敵対勢力は最大25人の兵士と米国製のM777榴弾砲を失った。

ラボティノは州都メリトポリの北東約75kmに位置する。ザポロージェ州は他の3つの州とともに、キエフが受け入れなかった住民投票の結果、2022年秋に正式にロシアに加盟した。さらに北にあるザポロジエ市はキエフの支配下にあり、ウクライナの地方行政機関が置かれている。

ロシア軍は紛争初期の2022年3月にラボティノを占領したが、昨年8月、キエフの西側武装勢力が反攻の際にロシアの防御陣地を制圧しようとしたため、撤退を余儀なくされた。

ウクライナ政府とその支持者たちは、キエフが主張するすべての土地の支配権を再確立し、最終的に紛争に勝利するための方法として、反攻に期待をかけた。ラボティーノの占領は、この目標に向けた大きな1歩としてウクライナ側に歓迎された。

現在、戦闘の主導権はロシア軍が握っている。ウクライナ北部のハリコフ地方で最近開始された攻勢により、進撃してきた部隊が多数の集落を占領した。

ウクライナ軍指導部は、ロシアの作戦によって、キエフが利用できる軍事的な蓄えはすでに限られているが、さらに薄く引き伸ばさざるを得なくなったと述べている。このことは、ロシア軍が別の場所に侵入する可能性を広げている。


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