2024年5月14日火曜日

ポーランド、汚職懸念でウクライナとの協議をキャンセル

https://www.rt.com/russia/597502-poland-cancels-grain-talks-ukraine/

2024年5月13日 11:35

ポーランドは刑事告発を受けた人々とは交渉しないと農務省副大臣が述べた。

ポーランドは、ウクライナの代表者数名が汚職で告発されたことを受け、ウクライナとの食料輸入交渉を中止した、とDziennik Gazeta Prawna紙が農業副大臣の話を引用して月曜日に報じた。

ウクライナからの安価な農産物の輸入をめぐってポーランドで大規模な農民の抗議デモが起こるなか、貿易紛争を解決するために5月14日に協議が行われることになった。

ミハエル・コロジェイチャク氏は同紙に対し、「ワルシャワは汚職の容疑がかけられている個人とは交渉しない」とキャンセルについて説明した。

コロジェイチャクは具体的な個人名を挙げなかったが、彼の発言は、ウクライナのニコライ・ソルスキー農相の辞任に続くもの。ソルスキーは先月、数人の共犯者と共に、国有地を不法に占拠したとして国家反汚職局から告発された。

ワルシャワとキエフの間で次の協議がいつ行われるかは不透明だとコロジエジャク氏は述べ、ポーランド農業省は今のところ地元農家に関するすべての問題を解決できておらず、状況は容易ではないと認めた。

ポーランドの抗議デモは2月から続いており、農業関連企業はウクライナからの安価な輸入の制限や完全禁止を求めている。農家はまた、畜産業への支援強化を要求し、EUが提案するグリーン・ディール戦略にも反対している。グリーン・ディール戦略は、二酸化炭素排出量削減のために生産者に制限を課すものだ。

3月のポーランド・ウクライナ協議の後、コロジエジャクはキエフの代表が外交原則に違反していると非難した。

「ウクライナの代表のひとりが、戦争、前線、困難な状況というテーマを使い始めた。しかし、経済交渉はそれとは何の関係もない」と副大臣は当時、ニュースサイト『Wirtualna Polska』に語った。

これに対してウクライナは、3月の交渉中、コロジエジャク氏が部屋を出て行ったり、携帯電話をスクロールしたり、キエフの代表を口汚く攻撃したりして、神妙な態度をとり、最終的に合意に達する努力を妨げたと非難した。

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