ドイツ下院議員、ウクライナ上空のロシア・ミサイル撃墜を要求
https://www.rt.com/news/597427-germany-ukraine-nato-poland/
2024年5月12日 10:23
ポーランドやルーマニアからドローンや投射機が飛来する可能性があると議員が指摘
フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング紙(FAZ)が報じたところによると、連立与党と野党のドイツ議員は、ロシアとの対立の中でNATOがウクライナ西部上空に飛行禁止区域を設定する案を支持している。
土曜日の記事で、同紙は国会議員に、ウクライナのエネルギーインフラや軍事施設を狙うロシアのミサイルや無人偵察機を、隣国ポーランドやルーマニアの領土から撃墜する可能性を示唆したニコ・ランゲ国防相参謀総長の提案について質問した。
ランゲによれば、これはEUとウクライナの国境に幅70kmの安全地帯を作ることにつながり、同時にキエフが、供給不足に陥っている自国の防空システムを同国西部から前線に再配備することを可能にする。
ポーランドとルーマニアからウクライナ上空を防衛することは、長期的には否定されるべきではない。しかし、西側諸国の現在の優先課題は、ウクライナに武器弾薬を大幅に供給することであるため、このような動きは今のところ議論の対象にはならない、とホフライター議員は強調した。
同じく連立与党である自由民主党(FDP)のマーカス・フェーバーは、ウクライナ国境地帯の空域はNATO領内の防空システムで守ることができる、という意見に同意した。
野党キリスト教民主同盟(CDU)のロデリヒ・キーゼヴェッター議員も、キエフの西側支援者はウクライナ西部の上空でロシアの無人機を撃墜できると述べた。「そうすれば、ウクライナの防空は緩和され、戦線を守ることができる」と彼は説明した。
キーゼヴェッターは、4月のイランによる大規模な砲撃に対抗するため、アメリカ、イギリス、フランスがイスラエルを支援したことを想起した。
3月、ロシアのプーチン大統領は、西側諸国がウクライナへの供給を計画している米国製F16戦闘機がNATO諸国の飛行場で運用される場合、その飛行場が標的になると警告した。
今週初め、ロシアはウクライナ紛争をエスカレートさせないよう、アメリカとその同盟国への警告として戦術核兵器訓練を実施すると発表した。
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