ロシア、LNG事業に対するEU制裁に取り組む - クレムリン
https://www.rt.com/business/596669-russia-tackle-eu-sanctions-lng/
2024/04/27 12:29
ロシアの液化天然ガス禁止はアメリカの生産者に利益をもたらすが、ブロックの産業部門に打撃を与えるとドミトリー・ペスコフ氏
ロシアの生産者は、モスクワの液化天然ガス(LNG)輸出に対する潜在的な制裁を克服する方法を模索すると、クレムリンのディミトリー・ペスコフ報道官は土曜日に記者団に語った。
木曜日、欧米メディアは無名の外交筋の話を引用し、EUの第14次ウクライナ関連制裁パッケージは、これまで禁止措置の対象になっていなかったロシアのLNGの規制を提案すると伝えた。新たな措置には、EU域内における積み替えの禁止や、ロシアの3つのLNG生産プロジェクトへの打撃が含まれる見込みだ。
ペスコフ氏は、ロシアの超低温ガスに対する制限や、同国をエネルギー市場から追い出そうとする努力は、EUの消費者にとってガス価格の上昇につながるだけだと強調した。
より高価な供給へのシフトは、主として米国をはじめとする多くの国々にとって有益である。
同報道官は、ロシアはこうした違法な障害を克服する方法を探すと約束し、制裁は銃のようなもので、違法な競争だと批判した。
今週初め、スウェーデンのトビアス・ビルストレム外相が、ロシア産LNGに対する制限を次の制裁パッケージに加える意向を表明した。
昨年、ブリュッセルは、各加盟国が任意でロシアからのガス供給を阻止することを認める措置を承認したが、継続的なガスの流れのうち、大活躍しているのは長期契約によるもの。
EU加盟国は依然としてロシアにガスの供給を依存している。モスクワの対ウクライナ軍事作戦開始以前は、制裁を受けたロシアからの輸入がEUの需要の約40%を占めていた。
今月初め、ロイター通信は、LNG輸出の顕著な増加により、EUの供給量に占めるロシア産ガスの割合が15%近くまで上昇したと報じた。ロシアは昨年、1,560万トンを超えるLNGをEUの港に送り、2022年比で微増、前年比では37.7%の急増を記録したと報じている。
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