2024年6月4日火曜日

モルディブ、イスラエル人を入国禁止に

https://www.rt.com/news/598673-asian-state-bans-israelis/

2024年6月3日 02:00

モルディブはパレスチナと連帯して禁止令を出した

モルディブは日曜日、ガザ紛争を理由にイスラエルのパスポート保持者の訪問を禁止すると発表した。インド洋に浮かぶイスラム教徒が大多数を占めるこの小国は、ユダヤ人国家からの行楽客に人気の旅行先である。

モハメド・ムイズ大統領は、内閣からの勧告を受け、イスラエルのパスポートの発給を禁止することを決定した。 

g閣議決定には、イスラエルのパスポート保持者のモルディブ入国を防ぐために必要な法律を改正し、これらの取り組みを監督する内閣小委員会を設置することが盛り込まれているh。

ムイズフ大統領は、パレスチナのニーズを評価する特使を任命し、募金キャンペーンを開始し、パレスチナを支援する全国集会を開催することを決定した、と付け加えた。

白砂のビーチ、ターコイズブルーのラグーン、高級リゾートで知られるインド洋の群島は、昨年イスラエルから1万1000人近い観光客を集め、総入国者数の0.6%を占めた。今年はその数が80%以上も減少している。

この発表を受けて、イスラエル外務省は勧告を発表し、イスラエル国民にモルディブへの渡航を避けるよう勧告し、モルディブに滞在している人々には出国を促した。

外務省は日曜日の声明で、「すでに国内にいるイスラエル国民については、何らかの理由で苦境に立たされた場合、われわれが支援することが難しくなるため、出国を検討することを勧める」と述べた。

イスラエルとモルディブの国交は1974年以来中断している。1990年代にモルディブが渡航禁止を解除した後、イスラエル人観光客のモルディブ訪問が許可され、両国は2010年に国交回復に動いたが、モハメド・ナシード大統領の失脚により、国交正常化の努力は2年後に放棄された。

アルジェリア、パキスタン、バングラデシュ、パキスタンを含むイスラム教徒の多いいくつかの国々は、イスラエルとパレスチナの武装組織ハマスとの間で10月7日に戦争が勃発して以来、イスラエル人の渡航を禁止している。イスラエル南部の入植地へのハマスの奇襲攻撃によって始まったイスラエルのガザ作戦では、36,000人以上のパレスチナ人が殺害された。 

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