トニー・ラダキン英国沈没提督：ウクライナが第3次世界大戦の引き金になることはない

https://www.rt.com/news/598701-uk-ukraine-russia-nuclear-war/

2024年6月3日17:55

トニー・ラダキン提督はNATOの戦力に自信を持っているようだ。

英国国防参謀総長のトニー・ラダキン提督によれば、ウクライナをめぐるロシアと西側諸国との緊張の高まりは、第三次世界大戦が差し迫っていることを意味しないという。

スカイ・ニュースは、1944年の連合軍のノルマンディー上陸作戦から80周年を記念して、ラダキンへのインタビューを収録した。このインタビューは事前に収録され、月曜日に放送されたため、ラダキン提督は、アメリカや他のNATO加盟国が、キエフがロシア国内を攻撃するために供与された兵器の使用を承認したことを知らなかった。

「プーチンはNATOとの戦争を望んでいない。プーチンは核戦争を望んでいない。NATOの強さのために、我々は莫大なオーバーマッチ能力を持っている。」とラダキンはSkyに語った。

彼は世界的な紛争が間近に迫っているという話を軽視した。 

ラダキンは、「世界は少し危険になった。われわれが手に入れたすべてのものによって、われわれは安心すべきだ。」

NATOによる絶え間ないエスカレーションは、深刻な結果を招く可能性がある。月曜日には、ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務副大臣が、致命的な結果を招きかねない誤算に対して、はっきりとアメリカに警告した。 

リャブコフはモスクワで記者団に対し、「はっきりしない理由で、彼らは自分たちが直面しうる深刻な対応を過小評価している」と述べ、米国の政策立案者に対し、コンピューターゲームに時間を費やすのではなく、プーチン大統領の言葉を考慮することにもっと時間を費やすよう促した。

ラダキンは2021年11月、ロシアとの衝突の可能性を懸念したニック・カーター将軍の後任として、イギリス軍の専門的なトップである国防参謀総長に就任した。イギリスとウクライナのメディアによると、彼はキエフが黒海でロシアの標的を攻撃する計画を立てるのを助けているという。 

スカイニュースのインタビューでラダキンは、ロシアが陸上で戦術的な前進をしていることは認めたが、モスクワは紛争を3日で終わらせるつもりだと主張した。ウクライナが耐え忍び、成功する可能性はあるかと問われ、彼は大いに自信があると答えた。

「経済の戦争。ロジスティクスの戦争だ。政治的な意志の戦争だ。」とラダキンは英国メディアに語った。