2024年7月16日火曜日

ゼロヘッジ:紅海南部でフーシ派と思われるボートのドローンが商船に衝突

https://www.zerohedge.com/commodities/suspected-houthi-boat-drone-collided-merchant-vessel-southern-red-sea

2024年7月16日火曜日 - 午前02時45分

アメリカ政治の混迷から離れ、中東に目を向けてみよう。 

イランが支援するフーシ派は、紅海南部の重要な海上交通の要衝を航行する欧米関連の商業船に、ミサイル、神風ドローン、ボート・ドローンを撃ち込んでいる。 

英軍のUKMTO(United Kingdom Maritime Trade Operations)は、イエメンのアル・フダイダの北西約97海里で船舶がボート・ドローンによる攻撃を受けたと報告した。

「商船の船長が、青と白を基調とした3隻の小型船から攻撃を受けたと報告しており、小型船のうち2隻には3人が乗船していた。」

UKMTOは、「報告された無人小型船は本船に2回衝突し、2隻の有人小型船は本船に発砲した。本船は自衛策を実施し、15分後に小型船は攻撃を中止した。本船と乗組員は無事であると報告されており、本船は次の寄港地に向かっている。」

UKMTOによる最新の勧告によると、ボート・ドローンによる攻撃は、船の左舷側に「損傷と軽い煙をもたらした」という。 

「この海域の商船に、乗組員の甲板の移動を停止し、識別信号を保留している船舶に近づかないよう勧告する。」と英国の海上警備会社アンブレイは述べ、今回の事件は、紅海南部での過去のフーシ派の攻撃と一致していると付け加えた。 

フーシ派は11月以来、紅海とアデン湾で商業船を攻撃しており、ガザ紛争の中でパレスチナ人と連帯すると彼らは言う。バイデン政権がプロスペリティ・ガーディアン作戦を通じて航行の自由を確保しようとする努力が、重要な海上交通の要衝で失敗し続けている。 

ここ数週間、フーシ派は国産の自爆ボート・ドローン技術を披露した。

紅海やアデン湾からの波及リスクが高まりつつあり、地中海でフーシ派が商業船を攻撃する戦闘に発展する可能性もある。

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