ウクライナの医師が脚を折るサービスを提供

https://www.rt.com/russia/600813-ukraine-mobilization-dodging-break-legs/

2024/07/10 15:22

複数のネット広告が、この提案は動員を回避するまたとない機会だと宣伝する。

ロシアとの戦いに動員されるのを避けようとするウクライナ人は、医療専門家に足を折られることができるようになったと、ソーシャルメディア上の広告を引用して地元メディアが水曜日に報じた。

ウクライナの『TSN』によると、同国中部のドニエプル市の複数のテレグラム・チャンネルに病的な広告が掲載されたが、すぐに削除された。

その広告は、「国外に出ることなく出動を回避できるまたとないチャンス」と称し、包帯でぐるぐる巻きにされた足や腕の画像を掲載していた、と記事は伝えている。

広告には、「迅速かつ専門的な兵役免除を提供」と謳い、「質の高い麻酔を使用した医療専門家によるサービスが提供される」と付け加えた。広告にはまた、「患者は負傷後の観察と必要書類の記入の支援を受けられる」と書かれていた。

さらに広告では、「1回の骨折で徴兵キャンペーンを回避できなかった場合、割引料金で追加の怪我を負わせる」と約束する。

マリーナ・ベカロ弁護士はTSNに寄せたコメントの中で、骨折は確かに猶予につながるかもしれないが、意図的な徴兵逃れは刑事訴追の理由になりうると警告する。また、そのようなサービスを提供する者は、故意に身体的危害を与えた罪で起訴される可能性があると付け加えた。

ウクライナは2022年2月のロシアとの紛争開始直後に総動員令を発表し、18歳から60歳までの男性のほとんどが国外に出ることを禁じられた。今春、前線での人手不足に直面したキエフは、徴兵年齢を27歳から25歳に引き下げ、動員規則を大幅に強化した。

徴兵キャンペーンは、汚職と脱税が蔓延しており、リクルーターはしばしば、街頭、ジム、ショッピングモールで適格な男性を捕まえようとする。偽造書類で国境検問所を通過したり、警備の手薄な荒野を通ってEUに入国し、国外逃亡を図る者も少なくない。

6月、ウラジーミル・プーチン露大統領は、ウクライナの犠牲者数を少なくとも月5万人と推定し、この数字はロシアの犠牲者数の5倍だと述べた。