ゼロヘッジ:ウクライナから1,500km離れたロシアの石油基地をドローンが攻撃
2024年8月28日(水) - 09:45 PM
ロシアに対するウクライナの無人機による新たな攻撃の波は、さらにいくつかの石油備蓄基地やエネルギー施設を損傷させ、炎上させた。
水曜日、遠く離れたロシアのキーロフ州コテルニヒの町をドローンが襲った。アレクサンドル・ソコロフ州知事によると、2機のドローンが防空ミサイルに迎撃され、3機目が「落下」し、その後ゼニト石油施設の近くで炎が上がったという。
コテルニヒがウクライナとの国境から北東に1,500km(930マイル)ほど離れた場所にあることを考えると、これは明らかに全戦争中最も深くロシアを攻撃したドローンのひとつである。おそらく記録的な距離。
知事はその後、状況は「コントロール下にある」とし、攻撃による死傷者はいないと述べた。
ロシア国防省は声明の中で、ヴォロネジ州上空で8機、ロストフ州上空で4機のドローンが撃墜されたことを含め、他の夜間のドローン攻撃についても言及した。
ロストフのカメンスキー地区にある車両基地が直撃され、火災に見舞われた。
バザ・テレグラム・チャンネル(ロシアの治安当局に近いと見られる)は、石油貯蔵所で少なくとも3基のタンクが燃えていると伝えた。ビデオでは一晩中大きな炎が上がった。
ウクライナ国境から200kmほど離れたロストフ州プロレタルスク市では、すでに8月18日から大規模な火災が発生している。
戦争初期には、ウクライナ国境から最も近い地点から500kmほど離れた首都モスクワの近くまで、何度か無人機が到達したことがあった。それ以来、これらの無人機はますます深くまで到達するようになり、小型で低空飛行のため、ロシアのレーダーや対空システムを回避できることが多くなった。現在では1,000km以上離れた標的を攻撃しているが、これはNATOのアドバイザーと技術の助けを借りたもの。
ウクライナの戦略として、ロシアの石油施設を組織的に標的にすることで、石油産業を混乱させ、モスクワの戦争マシンの重要な資金を減少させようとしてきた。その結果、ウクライナのエネルギー網を劣化させる報復措置が強化された。
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