2024年8月31日土曜日

ゼロヘッジ:イスラエル国防総省がヨルダン川西岸のモスクにミサイルを撃ち込み、侵攻2日目にテロの最高司令官を殺害

https://www.zerohedge.com/geopolitical/idf-fires-missiles-west-bank-mosque-killing-top-terror-commander-day-2-incursion

2024年8月30日金曜日 - 午前04時50分

木曜日は、イスラエル軍と治安部隊によるヨルダン川西岸地区への大規模な襲撃の2日目である。一夜にして激しい戦闘がトゥルカレム市のモスクに集中し、5人のパレスチナ人武装集団が殺害された。

数百人のイスラエル国防軍兵士とシン・ベトの警備隊員が参加した大規模な攻撃の初日には、少なくとも9人のパレスチナ人が死亡した。戦闘機、ドローン、ブルドーザーがジェニン、トゥルカレム、トゥバスの町でテロ対策に集中している。

AP/TOI:ヨルダン川西岸の難民キャンプ、アル=ファラアでのイスラエル軍の軍事作戦後、被害を受けたモスクの外に立つパレスチナ人(木曜日)。

ガザ紛争がPA統治下のヨルダン川西岸にまで拡大したとの国際的批判があるなか、イスラエル指導部は、もし行動を起こさなければ、ヨルダン川西岸にいる工作員から10月7日のような別のテロ攻撃が行われた可能性があることを示す情報があると述べている。

トゥルカレム・モスクでの対決は平和になったが、イスラエル・メディアは、軍がモスクに向けてミサイルを発射したと伝えている: 

ヤマムの警察官たちは、「プレッシャー・クッカー」と呼ばれる、建物に向けられる火の量をエスカレートさせて容疑者を出てこさせる戦術を実行した。

イスラエル軍は戦術の一環としてモスクに肩から発射するミサイルを撃ち込み、ガンマン2人が死亡した。隣接する建物では、別の4人の武装集団が確認され、そのうち3人はヤマーム将校との銃撃戦で死亡、4人目は投降した。

モスクに立てこもった死者の中には、イスラム聖戦の地方組織の司令官と思われるアブ・シュジャフことムハンマド・ジャバーも含まれていた。イスラエル国防軍によると、現場から爆発物を回収したという。

現在進行中のヨルダン川西岸地区での作戦では、地上部隊だけでなく、ドローンによる車両への攻撃も積極的な役割を果たしている。攻撃ヘリもまた、こうした取り組みを調整している。

10月7日以来、ヨルダン川西岸地区では、ユダヤ人入植者も巻き込んだ内戦が続いている。パレスチナの情報筋によると、ガザ紛争が始まって以来、ヨルダン川西岸のパレスチナ人650人が死亡したという。イスラエル側は、同時期にイスラエルとヨルダン川西岸で治安要員を含む27人のイスラエル人がテロ攻撃で死亡したと発表している。

「モスクでの死者の中には、アブ・シュジャファとして知られるムハンマド・ジャバーも含まれており、彼はトゥルカレムのヌール・シャムスキャンプにあるパレスチナ・イスラム聖戦の現地部隊の司令官であった。

第2次インティファーダ以来、ヨルダン川西岸ではこれほど暴力的な事態は起きていないが、20年以上前のインティファーダは、事態が常に悪化する可能性があることを示している。

このような事態は、カイロを中心に進められてきたガザ停戦合意への努力にとって良い兆候ではない。ハマス側は、イスラエルのヨルダン川西岸地区への戦火拡大を、テルアビブが和平に真剣でないことを示す理由として指摘する。

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム