2024年8月31日土曜日

ゼロヘッジ:フーシ派、紅海で衝突した石油タンカーへの救助隊員の立ち入りを許可

https://www.zerohedge.com/energy/houthis-allow-salvage-crews-access-oil-tanker-they-hit-red-sea

2024年8月29日木曜日 - 午後10時10分

OilPrice.comのツヴェタナ・パラスコヴァ氏による

イランと同盟関係にあるフーシ派は、今月初めに紅海でフーシ派がミサイルで攻撃した石油タンカーに、救助船やタグボートを含むサルベージ・クルーが立ち入ることを許可することに合意した。

ロイター通信が伝えたところによると、イランのニューヨーク国連代表部は、「数カ国がアンサルラ(フーシ派)に接触し、タグボートと救助船が事件地域に入るための一時停戦を要請している」と述べた。

イランの国連代表部は、「フーシ派は人道的、環境的な懸念を考慮し、この要請に同意した」と付け加えた。

先週、紅海で炎上したタンカーが漂流しているとの報道があった。その後、この船はイエメンの港湾都市ホデイダから90マイルほど離れた場所で、武装集団が小型船で移動しているところから攻撃を受けたことが判明した。タンカーはミサイルや無人偵察機にも攻撃されたと伝えられている。

英国海事貿易事務所が当時発表したところによると、同船は指揮下にないとのこと。死傷者の報告はない。

ギリシャ船籍の石油タンカー、スニオン号には25人の乗組員がおり、イラクからキプロスに向かっていた。乗組員は欧州の軍艦に救助され、ジブチに運ばれた。

今週初め、米国防総省当局者は、イエメンのフーシ派が1週間前に紅海で攻撃したギリシャのタンカーから石油が漏れていると述べた。

ペンタゴンのパット・ライダー少将報道官は、「MVスニオン号は現在、紅海に沈んでおり、火災が発生し、油が漏れており、航行上の危険と潜在的な環境破壊を引き起こしている。」と述べた。

このタンカーには100万バレル近い原油が積載されており、もし攻撃によって原油が流出すれば、船舶からの原油流出事故としては過去最大級となる可能性がある。

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