ゼロヘッジ:2024年に輸出が激減するイスラエル・ダイヤモンド取引所の危機
https://www.zerohedge.com/markets/israel-diamond-exchange-crisis-exports-plummet-2024
2024年8月22日(木) - 午後07時30分
中東アイ経由
イスラエル・メディアのYnetニュースによると、イスラエル・ダイヤモンド取引所は2024年の輸出と会員数の減少を報告している。
取引所のニシム・ズアレッツ社長は、取引所の歴史上初めて、年間退職者数が新規加入者数を上回ったと述べた。「業界の最盛期には年間200人の新規加入者があったが、昨年はわずか30人だった。
テルアビブ郊外のラマット・ガンにあるイスラエル・ワールド・ダイヤモンド・センター。
ラマット・ガン市にあるイスラエル・ダイヤモンド取引所は、約3,100の会員を擁する世界最大の取引所である。イスラエルはカットおよび非カット・ダイヤモンドの世界第5位の輸出国である。
2024年、イズラエルフのダイヤモンド原石の純輸出は、2023年の同時期と比較して6%減少し、2024年の最初の7ヶ月間の研磨済みダイヤモンドの輸出は、2023年の同時期と比較して33%減少した。
2024年7月だけで、輸出は前年比でほぼ半減した。
2月、ダイヤモンド取引所の前社長であるボアズ・モルダウスキー氏は、低迷の要因として、イスラエルがガザで続けている戦争と、10月7日より前の世界的な景気後退を挙げた。
彼によると、10月7日以降の数週間、イスラエルのダイヤモンド市場は「完全に麻痺」していたが、その後、通常業務に戻ったという。
イスラエルでガザ紛争が続くなか、バイヤーはイスラエルを訪れなくなり、毎年4月初旬に予定されていたイスラエルでのインターナショナル・ダイヤモンド・ウィークは中止となった。
Rapaport Groupによると、不振の主な原因は、米国と中国向けの販売減速と、消費者需要の鈍化により2023年にダイヤモンド価格が約20%暴落したことだという。
ロイター通信
モルダウスキーは、貿易難の80パーセントは世界的な不況によるもので、20パーセントはガザ戦争によると推定している。
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