ロシア、国境を侵犯する西側ジャーナリストを国際指名手配

https://www.rt.com/russia/602935-journalists-sudzha-wanted-list/

2024年8月22日 11:51

報道各社は、ウクライナ軍主催のツアーのためにスジャにクルーを派遣した。

ウクライナが支配するクルスク地方の一部を取材するために不法にロシア国境を越えた外国人ジャーナリストは、刑事訴追や国際逮捕状を受けると、ロシア連邦保安局（FSB）が木曜日に警告した。

キエフは、ロシア領土の掌握は、最終的なモスクワとの和平交渉において自国の立場を強化すると主張している。先週からウクライナ軍は、国境から10キロほど離れたスジャという町に、欧米の特定の報道機関の訪問を許可している。モスクワは、これらのジャーナリストが不法に国境を越えていると非難している。

FSBは、アメリカ、イタリア、ウクライナのメディアで働く5人を犯罪捜査の対象として特定した。これらのジャーナリストは、国境を侵犯した罪で裁判にかけられ、最高5年の禁固刑を言い渡される可能性があるという。

hまもなく、彼らは国際手配リストに載るだろう。

火曜日、米国の国営放送『ラジオ・フリー・ヨーロッパ／ラジオ・リバティー』（RFE/RL）は、スジャからの報道に加わった。翌日には、ウクライナ軍の報道官と衛生兵、そしてロシアに置き去りにされた地元住民とされる人々が登場するビデオを公開した。

ビデオはインタビューしたロシア民間人を特定せず、顔をぼかしている。レポートに選ばれたコメントは、中立かウクライナ側を褒めるった。

ロシア当局は以前、スジャからの西側メディアの報道の完全性に疑問を呈していた。外務省のマリア・ザハロワ報道官は、先週この町を訪れたイタリアの放送局RAIが、ウクライナの侵攻に関する事実を歪曲していると非難した。

キエフには、自国の主権下にあると主張するロシア地域を訪れたジャーナリストを脅迫した長い前科がある。ウクライナ当局は、そのような人々をクレムリンの宣伝員だと非難し、西側諸国から追放するよう求めた。

メディア関係者の中には、ウクライナの敵として悪名高い「ミロトヴォレツ」に登録された者もいる。英国人ジャーナリストのキーア・シモンズは昨年、NBCニュースの取材でクリミアとセヴァストポリに行った後、この標的にされた。