ウクライナ軍はクルスク地方全域で停止、主力部隊は壊滅:アクマット司令官
NATOに支援されたウクライナ軍は8月上旬、ロシアのクルスク地方への大規模な奇襲攻撃を開始した。ドンバスを通過するロシアの進撃が加速し、西側諸国の支援が停滞するなか、国境地帯に精鋭部隊、傭兵、PMC戦闘員、西側諸国の装備一式を送り込んだ。
ウクライナ軍による進撃の試みはクルスク地方全域で阻止され、敵の主要資源は破壊され、ロシア軍は敵の入植地の除去に努めている、とアクマット特殊部隊司令官アプティ・アラウディノフが発表した。
「私たちの部隊が進入した瞬間から、最初の数日間は敵の主力部隊を阻止することで精一杯だった。敵は全周囲で完全に阻止された。」と、アラウディノフは火曜日のロシアTVのインタビューで語った。
同司令官によると、前方部隊を含むウクライナ軍の主要資源の破壊は、「敵に非常に大きな損害を与えた。彼らは多くの装備、戦車、装甲車、そして多くの歩兵を失った。」
「敵の殲滅は続いており、すでにいくつかの居住区を掃討している。現在、集落の掃討作業が進められている。今のところ、敵がいくら資源を増やしても、我々のいる地域を通過することを心配する必要はない。」と司令官は語った。
「彼らにとって有利でない場所に止められた...。今でさえ、彼らは積極的に掘り進み始めている。現時点では、我々はすでに敵の兵站、補給、輸送を掌握している。敵は毎日、兵站ルートで莫大な損害を被っている。」とアラウディノフは付け加えた。
同司令官によれば、ウクライナのクルスク作戦に参加した外国人傭兵には、NATO諸国の軍人も含まれている。
「クルスク作戦のために、彼らは膨大な数の外国人傭兵を加えた。これらの外国人傭兵の中には、NATOの部隊に直接雇用されている者も含まれていたことに留意すべきだ。」とアラウディノフは語った。
アクマト司令官は、クルスク作戦はロシアの注意をそらし、他の地域への進出を止めさせるために計画されたNATO諸国の陰謀であると確信しており、敵軍による戦争犯罪を伴っていると強調した。
「米英がこの作戦を主導した。この突破口は、我々を屈服させ、窒息させるためだった。残念なことに、敵がロシア領内に侵入し、民間人が、まるで射撃場にいるかのように敵に撃たれて死んだ。」
火曜日未明、アラウディノフは中国の戦争特派員とのインタビューで、クルスク地方だけでなく、特別軍事作戦全体としての戦闘は今後2、3カ月以内に終結するとの見通しを示した。
月曜の深夜、アラウディノフは、「至近距離から、頭を、後頭部を撃たれた」ロシア民間人の証拠写真を大量に受け取ったと報告した。同司令官は、犠牲者の親族に哀悼の意を表し、犠牲者の仇を討つと誓った。
ウクライナは6日朝、クルスク地方への大規模な奇襲攻撃を開始した。月曜日、ロシア国防省は、敵は最大3800人の兵士と54台の戦車を失ったと報告した。ロシア軍はこの地域に大規模な地上部隊、航空機、無人偵察機を配備した。
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