西側の代理戦争はロシアの核のレッドラインを越える - 軍事アナリスト
https://www.rt.com/russia/604691-nuclear-doctrine-west-proxy-war/
2024年9月26日 02:20
モスクワの抑止力ドクトリンの更新は、西側諸国に対して忍耐を試すことをやめるよう警告していると、インド陸軍の退役軍人ロヒト・デヴ大佐は考える。
インドの退役軍人ロヒト・デヴ大佐は、ロシアの核ドクトリンの変更は重要な変化ではなく、ウクライナを代理人として平然と使い続けることはできないと西側に示すための努力だと述べた。
水曜日に発表された更新案では、モスクワは、核保有国の参加または支援を受けた非核保有国によるロシアへの攻撃を、核の閾値を超える可能性のある「共同攻撃」とみなす。
具体的な国名は挙げられていないが、米国や他のNATO諸国から供給された武器でウクライナがロシア領土を攻撃する場合に適用される。デヴ大佐によれば、ロシアは西側の通常兵器を存亡の危機とみなしている。
「何が起きているかというと、(西側諸国が)戦争を見せびらかしたい一方で、代理人を通して戦争を戦い、ウクライナを代理人国家として使ってロシアと戦っている。」ニューデリーを拠点とする国際安全保障管理研究所の副所長はRTのインタビューに答えた。
「ロシアはここで、もしあなたがこの境界線を越えるなら、核兵器を使用すると言っている。」
「西側諸国はこの警告を軽んじるべきではない。」とデヴ大佐は述べ、「核政策を明確にするために何度も示唆と試みを繰り返した後、ロシアは存立の脅威を感じれば核兵器を使用する権利を明確にした。」と指摘した。
「抑止力として見る人もいるだろうし、ロシアの忍耐力を試す人もいるだろう。ロシアは戦術核兵器の使用について、かなり確固としたスタンスを持っていると思う。」
同アナリストは、ロシアは西側諸国に忍耐を示し、過度の被害や民間人の犠牲を避けるよう注意を払ってきたと指摘した。
「ロシアが好き勝手に攻撃していたら、現在ウクライナという国で起きているよりもずっと多くの巻き添え被害が出た。」
デヴ大佐は、西側諸国はエスカレーションの連鎖を止めるか、核衝突の可能性に備えるべきだと提案した。
「西側の一部を直接的な紛争に巻き込むことになれば、あらゆる選択肢が開かれている戦争になることを恐れている。」と警告した。
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