紅海での緊急救助活動の中、炎上中の石油タンカーは「安全な海域まで曳航された。」

https://www.zerohedge.com/commodities/burning-oil-tanker-successfully-towed-safe-area-amid-urgent-red-sea-salvage-operation

2024年9月17日（火） - 午後10時45分

欧州連合（EU）の海軍部隊 "オペレーション・アスピデス "は、紅海南部で炎上している石油タンカー「スニオン」を安全な場所まで曳航するため、環境破壊を防ぐことを目的とした緊急サルベージ作戦を開始した。 

「MV SOUNIONの引き揚げは複雑な作業であり、さまざまな段階から構成されている。タグボートは本船との連結に成功し、MV SOUNIONの安全な場所への曳航が進行中である」と、EUの紅海における海軍ミッションであるAspidesは日曜日にXポストで書いている。 

月曜日までにアスピデスは、ギリシャ船籍のスニオン号は「油の流出もなく、安全な場所まで曳航に成功した」と発表し、民間の関係者が引き揚げ作業を完了する一方、軍艦は「状況を監視し続ける」と付け加えた。 

スニオンは4週間前、紅海南部でイランに支援されたフーシ派が発射した弾丸を受けた。乗組員は1日後に避難し、船は炎上した。このタンカーが100万バレルのイラク産原油を積んでいることを考えると、環境破壊が懸念される。 

スニオンへの攻撃と、この重要な海上交通の要所における他の商業船への攻撃は、バイデン＝ハリスの「繁栄の守護者」作戦のような、航行の自由と航路における海上安全を確保しなかった西側の失敗した任務の結果である。10月以来、フーシ派の反政府勢力はこの地域の船舶に対して80回以上の攻撃を仕掛けている。 

元海軍特殊部隊でブラックウォーター創設者のエリック・プリンスは、アメリカの「信頼性と抑止力」が急速に損なわれていると述べた。