2024年9月2日月曜日

デクラン・ヘイズ:NATOの五次元戦争、クルスクで大失敗

https://strategic-culture.su/news/2024/09/01/natos-fifth-dimensional-warfare-comes-a-cropper-in-kursk/

2024年9月1日

チンギス・ハーンなら、ウクライナ軍総司令官オレクサンドル・シルスキー将軍の皮を生きたまま剥いだ。ラムシュタインに戻ったハイヒール・ゼレンスキーとNATOの腹話術人形シルスキーは、自分がハンニバルかスキピオのように、五次元のアゾフの戦士たちにロシアを後方から攻撃させることで、その日を乗り切ろうと考えていた。

シルスキーはウクライナ軍にとってもウクライナ国民にとっても、四つ星の汚点だ。戦場における彼の記録は悲惨で、女装ゼレンスキーと同じくらいウクライナにとって大きなお荷物だ。シルスキーはハンニバルやスキピオのような人物とはほど遠く、何千人もの部下を何の理由もなく犠牲する芸しかない。

クルスクへの進撃はドイツ国防軍のアルデンヌ反攻作戦とも比較されるが、ヒトラーの最精鋭よりも無謀だ。シルスキーは、補給の見込みもなく、現実的な目標もないまま、最高の装備で最高の部隊をロシアに送り込んだ。彼の部下たちは、遭遇したロシア市民やロシア人徴兵兵を無差別に拷問し、殺害した。

この侵略部隊は、チェコ、イギリス、スペイン、フランスのNATOの手先たちによって、多額の費用と大々的な宣伝のもとに訓練された。彼らを訓練した者たちも運命を共にすべきだ。シルスキー自身がそうであるように、NATOの支援者たちは軽蔑に値する。

もっと悪いことがある。シルスキーのナチス・トルーパーは、電撃戦2.0を実行し、クルスクに突入し、五次元戦争を実践することによって、ロシア軍をシベリアに向かって後退させるはずだった。そうはならなかった。

ドイツ国防軍が低地諸国を制圧し、1940年5月にフランスに侵攻したとき、彼らは専門的に指導され、専門的に訓練された軍隊だった。効果的に抵抗する準備が整っていなかったフランスに対して斬新な戦術(電撃戦)を用いた。現代のロシアはそうではない。ゼレンスキーと仲間たちがそう考えなかった事実が、ファシスト仲間にとって深い懸念の種となる。

クルスクに転がり込んだウクライナの師団が、想像しうる最高の訓練を受けていたと仮定しても、ゴムが道路にぶつかると物事はまったく違って動く。それを彼らは今知った。アイゼンハワーや偉大なナポレオンが幸運な将軍を求めると言ったのは、そういう幸運のことではなかった。

懸念されるのは、クルスクのような愚かな戦争ゲームで兵士の命を犠牲にし、何の利益も得られないことを良しとするラムシュタイン・ランボスである。奇妙に思えるが、このNATOの愚か者たちは、エリツィンが表舞台を去って以来、ロシアがどのように変貌したのか認識していない。ロシアはもはや、NATOが襲い掛かれるような哀れな酔っ払いではない。ロシアは元気で、どんな代償を払っても自国を守れるし、守るつもりであることを何度も何度も証明してきた。

私が思うに、NATOの上層部がピエロであふれかえっていることが問題だ。彼らはいまだにユーゴスラビアやソビエトの後継者たちの戦争を戦っている。彼らの愚かさは、彼らが「尊厳の革命」と呼ぶクリミアを失ったときの分析に現れている。NATOのナチスがオデッサやキエフで非武装のロシア人や世俗主義者に対して行った、品位のないポグロムだ。ゼレンスキーと仲間たちは、好きなだけ誇張した話をすることができるが、オデッサのティーンエイジャーを焼却し、その様子を自撮りすることに品位などない。ナチスでさえそんなことはしなかった。

クリミアに関しては、もはや見るべきものはない。NATOはクリミアの支配権を握ろうとしたが、プーチンは彼らを打ち負かし、クリミアを確保し、ロシアの黒海艦隊の将来を確保した。そこでロシアの策略や現代戦の教訓を学ぶことはできなかった。NATOは急場をしのごうとしたが、ロシア最高司令部の方が早かった。

ロシア軍の参謀本部は、その系譜を1763年1月25日まで遡ることができる。その間に、何度も何度も大規模な侵略軍を撃退してきた、彼らが何かを学んだと考える必要もない。ナポレオンもヒトラーも、それぞれその時代で最高の軍隊を率いてモスクワに到達した。ボナパルトが大軍を破滅に導く1世紀以上も前に、スウェーデンのシャルル11世がまったく同じ戦術で破滅したように。

シルスキフのクルスク侵攻というニキビに関しては、ロシアは近隣のベラルーシに10万の軍隊を抱えている。ロシアは助けなしにクルスクをすぐに制圧した。

ロシアの現状は、経済的に十二分な支払い能力があり、自国と自国の権益を守るための経験豊富な軍隊がある。NATOはクレジットカードを使い果たし、ノルド・ストリーム・パイプラインを爆破した。グレナダやサダム・フセインに勝利したNATOは、今やロシアのような同格に近い大国を打ち負かすことができると考えている。

ロシアはラムシュタインのシミュレーションでは簡単に打ち負かされるかもしれないが、カウボーイとインディアンごっこをしている愚か者は本物ではない。クルスクでスズメバチの巣を蹴破るのは本物だが、知的行動ではない。愚かであるだけでなく、コストがかかる。

オーストラリア、イギリス、カナダ、グルジア、ポーランド、タイ、その他神のみぞ知る国々の軍隊は、五次元戦争について延々と小冊子を書き続けてきた。

マンシュタインやラングレーの喫茶店では絹のように滑らかに聞こえるかもしれないが、内容はでたらめで、泡のようなもので、中身はない。捕食者-被食者モデルは楽しい知的運動ではあるが、NATOの五次元のピエロには、過去260年間、自分たちの癖の強さと弱さを生きてきたロシア最高司令部に打ち勝つ現実的な望みはない。ヒトラーやナポレオンやシャルルX11が一塁ベースから先に進めなかったとしたら、ゼレンスキーのような女装男性ストリッパーや、シルスキフの一次元的指導者のもとで墨を塗ったアゾフ・ナチの集団に、どんな望みがあるというのか。

五次元戦争は未来の道ではあるが、ゼレンスキーやシルスキー、そしてホワイトハウスを占拠しているダンボールの切り抜きポニーの抑えきれない無知と犯罪的な傲慢さは、余計ものである。

将軍職とは、好きなだけ多くの次元で、応用芸術と多次元的な先端応用科学の総合であり、シルスキーが従うキエフやラムシュタインのバカどもの能力をはるかに超えたスキルを必要とするということをクルスクが示した。チンギス・ハーンならシルスキーの皮を生きたまま剥いだだろうが、もうその必要はない。必要なのは、シルスキー、ゼレンスキー、NATOの道化師たちが辞職し、ゼレンスキーが男性ストリッパーの昼間の仕事に戻ること、そして、バフムートの虐殺者という異名を持つ一面的な四つ星将軍オレクサンドル・シルスキーについては、ウクライナの英雄であるどころか、このバカは、ハイヒールを履いたゼレンスキー自身を除けば、誰よりもクルスクとウクライナでのウクライナ人の死により多くの責任を負っている。

ロシアに対する第5次元戦争については、NATOが基本を正しく理解するまで待つ必要がある。NATOは緊急の課題として、ゼレンスキー、シルスキー、そしてラムシュタインからハンター、ジョー・バイデンに至るまで、このNATOの一面的なネロスやカリグラが我々にもたらした大失敗から何かを救おうとするならば、すべてのふざけた連中を逮捕しなければならない。ウクライナの戦死者の母親、未亡人、子供たちは、この世とあの世で、ひとり残らず永遠に呪うべきだ。

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