ヒズボラ・ロケット砲撃にアイアンドームが反応しなかった件

https://thecradle.co/articles/iron-dome-failed-to-activate-during-hezbollah-rocket-barrage-on-kiryat-shmona

当局は、水曜日にイスラエル人2人が死亡した20発のロケット弾の弾幕にミサイル防衛システムが反応しなかった理由を調査している。

2024年10月9日

イスラエル・ハヨムは10月9日、レバノンの抵抗組織ヒズボラが北部の入植地キリヤト・シュモナに発射した最後のロケット弾の際、イスラエルのミサイル防衛システム「アイアンドーム」が作動しなかったと報じた。

イスラエル当局は、アイアンドームがイスラエル北部の入植地への最近のロケット弾を阻止できなかった理由を調査している。

イスラエル軍によると、約20発のロケット弾がレバノンからキリヤット・シュモナとその周辺に向けて発射された。ロケット弾の破片でイスラエル人2人が死亡したほか、ドローンによる攻撃の可能性があるとの誤報によりサイレンが鳴り響いた。

消防救助サービスによると、ロケット弾の直撃を受けた複数の建物が炎上した。直撃を受けた複数の建物で火災が発生しており、消防隊員は犠牲者を捜索しながら延焼を食い止めようとしている。

イスラエルは9月23日、レバノンに対する大規模な空爆作戦を開始し、1000人以上が死亡、抵抗運動のハッサン・ナスララ事務総長を含む多くのヒズボラ指導者や司令官を暗殺した。

しかし、ヒズボラはハイファやテルアビブなどイスラエル北部の標的にロケット弾を撃ち続けている。また、ヒズボラの地上部隊は、イスラエルの地上部隊によるレバノンへの進入を撃退している。

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は10月8日、レバノンの人々に対し、ヒズボラから国を解放するよう呼びかけ、それを拒否すれば破壊と苦痛を与えると脅した。

イランが10月1日にイスラエル国内の軍事基地を標的に弾道弾による報復攻撃を行ったことを受け、ネタニヤフ内閣はイランへの軍事攻撃も検討している。

ネタニヤフ首相は水曜日、ジョー・バイデン米大統領と電話で会談し、イランの計画について話し合う予定だ。ネタニヤフ首相は、イランの核エネルギーと石油インフラを攻撃すると脅している。