ロシア首相、史上初のイラン訪問

https://www.rt.com/news/604970-russian-pm-iran-trip/

2024年9月30日 20:56

イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は、ミハイル・ミシュスチンをテヘランに招いて会談を行った。

ロシアのミハイル・ミシュスチン首相は月曜日、イランを訪問し、マスード・ペゼシュキアン大統領、モハマド・レザ・アレフ副大統領ら同国高官と会談した。

会談では、両国の二国間協力、貿易の拡大と多様化、主要投資プロジェクトへの取り組みに焦点が当てられた。

「ロシアは、われわれの協力をより高いレベルに引き上げ、新たな意味のあるものにすることに純粋に関心を持っている。このような決定は、我々の指導者であるプーチン大統領とハメネイ最高指導者によって下された。」

会談後、ロシアのアレクセイ・オーバーチュク副首相は、交渉の範囲は二国間関係にとどまらず、主要な多国籍プロジェクトへの両国の参加も議題に上ったと述べた。

「第1に、もちろん二国間の議題について話し合われた。今日、これらの問題はすでにロシアとイランの関係をはるかに超えており、新しい世界秩序が形成される状況下でどのように関係が構築されるかを大きく左右する。」

副首相は、ミシュスチンフ副首相のイラン訪問は歴史的な出来事であり、ロシア政府首脳のイラン公式訪問は史上初であると強調した。双方は、ロシアとイランの両国を貫く南北輸送回廊の開発と拡大を含む、ユーラシア大陸における協力の強化について話し合った。

今回の訪問は、ロシアの安全保障理事会事務局長で元国防相のセルゲイ・ショイグが抜き打ちでイランを訪問したわずか2週間後である。訪問中、ショイグはペゼシュキアンや他の高官と会談し、輸送エネルギー、工業、農業などの分野で大規模な共同プロジェクトを実施することについて話し合った。