ゼロヘッジ:イスラエル、攻撃準備の米情報リークでイラン攻撃を延期
https://www.zerohedge.com/geopolitical/israel-delayed-iran-strike-after-us-intel-leak-attack-preparations
2024年10月25日金曜日 - 午前04時05分
イランがイスラエルに対し、極超音速ミサイルを含む200発もの弾道ミサイルで攻撃してから3週間以上が経過した。この時点で、イスラエルが約束した報復攻撃が10月末までに行われるかどうか疑問である。イスラエル政府関係者は、アメリカ大統領選の前に行われると示唆している。
イスラエル軍は攻撃の予告を続けており、ヨアヴ・ギャラント国防相は水曜日、空軍基地を訪れたパイロットや乗組員に対し、「イランを攻撃した後、あなた方が準備や訓練の過程で何をしたのか、誰もが理解する」と述べた。
イギリスのタイムズ紙に掲載された新しいレポートによれば、イスラエルの準備に関するアメリカの情報がリーク公開されたため、報復攻撃の可能性はさらに遅れた。
「イスラエルは、この情報流出がイランに特定の攻撃パターンを予測させることを懸念している。イスラエルは、イランが攻撃パターンを予測することを懸念している」とタイムズ紙は書いている。
「アメリカの文書が流出したことで、ある種の戦略や構成要素を変更する必要が生じ、攻撃が遅れた。」
「報復はあるが、想定していたよりも時間がかかる」と情報筋はタイムズ紙に語った。
この2つの文書は最高機密とされ、金曜日に初めてネット上に公開された。真偽を検証したAxiosの報道を受けて、世界中で大きな話題となった。これらは国防総省国家地理空間情報局(NGA)とNSAによって作成された。
文書のひとつは、アメリカのスパイ衛星からイスラエルの重火器の動きを追跡したものである。「ゴールデン・ホライズンとロックスという2つのイスラエル製空中発射弾道ミサイルについて言及している」とタイムズ紙は指摘する。
政府関係者は、これはここ数年で最も深刻な情報漏洩であり、米国とイスラエルの情報共有関係にダメージを与えかねないとしている。
元国防副次官補(中東担当)で元CIA将校のミック・マルロイ氏は、CNNの取材に対し、「米国とイスラエルの今後の連携にも問題が生じる可能性がある」と説明した。「信頼関係はこの関係における重要な要素であり、今回のリークの仕方によっては、信頼関係が損なわれる可能性がある。」
内部調査では、情報漏洩がファイブ・アイズ(オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、英国、米国で構成される諜報同盟)で行われた可能性が検討されている。
報道によれば、FBIと国防総省は、今回のリークはサイバー侵入や外国からのハッキングではなく、機密情報を持つ個人によるものである可能性が高いと見ている。報道によれば、少なくとも文書の1つは機密プリンターで印刷されたものであり、リーク者が捕まるのは時間の問題とのこと。
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