モスクワ、イスラエルからの出国を促す

https://www.rt.com/russia/605211-russia-israel-travel-notice/

2024年10月3日 22:28

ユダヤ国家に留まることはますます危険になっている、とモスクワの特使が述べた。

アナトリー・ヴィクトロフ駐イスラエル・ロシア大使は、この地域における緊張の高まりを考慮し、ロシア国民にユダヤ国家を離れるよう促した。この呼びかけは、イスラエルによるレバノン空爆の激化に対し、イランがイスラエルに向けて200発近いミサイルを発射したことを受けて行われた。 

木曜日にタス通信の取材に応じたビクトロフ氏は、中東でのエスカレーションの激化に懸念を表明した。 

現在イスラエルに滞在している人々には、イスラエルのナショナル・キャリアであるエル・アル航空を含め、イスラエルからの定期便があるうちに出国することを考えるようアドバイスしている、と外交官はタス通信に語った。

ヴィクトロフは、ロシア国民に対し、イスラエルへの渡航を決断する前に、自分の生命と健康へのリスクを考慮するよう促した。「イスラエルと近隣諸国の情勢は非常に厳しい。」と彼は強調した。

今週初め、ロシアの複数の航空会社が、ロシア民間航空局の勧告に従い、イスラエル、イラン、イラク上空のフライトをキャンセルした。イランのミサイル攻撃により、ロシアの副首相を乗せたドーハ行きの飛行機は飛行途中で引き返し、水曜日にロシアに戻った。 

モスクワは、2023年10月にユダヤ国家とハマスの間で戦争が勃発した直後、イスラエルへの渡航を避けるよう自国民に勧告した。