2024年10月3日木曜日

ロシアの裁判所がJPモルガンの資産を凍結

https://www.rt.com/russia/605139-us-banks-asset-freeze/

2024年10月2日 20:37

米国内の金融機関2社が保有する10億ドル近くが逮捕される

モスクワ地方の仲裁裁判所は水曜日、JPモルガン・チェースとバンク・オブ・ニューヨーク・メロンというアメリカの大手銀行2行の資金凍結を命じた。この措置は、両銀行とその国内子会社が保有する約935億ルーブル(10億ドル)に影響すると報じられている。

この暫定措置は、先月末にロシア検事総長が裁判所に提出した案件に基づくものである。この訴訟は、2022年初頭にウクライナ当局がロシアの大手銀行スベルバンクの子会社である国際準備銀行(MR銀行)を清算したことをめぐる一連の訴訟の中で最新である。

清算時、MRバンクは2億5,000万ドルをニューヨーク銀行に、1億2,110万ドルをJPモルガンに預けていた。この資金は、ウクライナ当局の行動と米国が導入した金融規制により、スベルバンクとその主要株主であるロシア政府の手が届かなくなった、と検察側は主張した。

検察側は、シティバンク・ロシアにある米国の2つの銀行が保有するすべての資金を逮捕し、最終的にスベルバンクに3億7200万ドルの損害賠償を与えるよう裁判所に求めた。この資金は、いわゆるeType Sf口座に保管されていた。この口座は、ウクライナとの紛争の初期に、欧米の制裁に対する対抗措置としてモスクワが導入したものである。このような厳重に制限された口座の主な目的は、一部の銃友好国の団体による国外への資金の移動を防ぐ。

ニューヨーク銀行は、タイプS口座で約6600万ドルの資金を所有していたことが判明した。MR銀行の紛失資金が連帯責任の対象とみなされたことから、残りはJPモルガンから差し押さえなければならないと検察側は主張した。

凍結された資金の総額は公表されていないが、ロシアメディアの報道によると、JPモルガンのタイプS口座には9億1900万ドル近くが保管されており、今回の凍結で影響を受けた総額は約9億8500万ドル。

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