IMF、ロシアを世界第4位の経済大国に格上げ
https://www.rt.com/business/606344-russia-fourth-biggest-economy-ppp-imf/
2024年10月24日 14:04
ワシントンに本部を置く団体によれば、購買力平価の面では日本を上回っている。
国際通貨基金(IMF)は、購買力平価(PPP)ベースでロシアを世界第4位の経済大国にランクした。
PPPは、財やサービスのコストの違いを調整することによって、国家間の経済生産性と生活水準を比較するものである。
IMFは火曜日に発表した世界経済見通しで、2024年のロシアの国内総生産(GDP)は、購買力平価ベースで世界のGDPの3.55%に達し、日本の3.38%を上回ると発表した。
報告書によると、ロシアは中国(18.8%)、アメリカ(15%)、インド(7.9%)に次いでPPPで4位にランクされている。
最新の数字によれば、購買力平価(PPP)で世界をリードする経済大国には、BRICSの3カ国、中国、インド、ロシアが含まれている。
今日、我々は積極的な輸入代替を実施し、自国生産を確立しなければならない。金融大学マクロ経済研究センターのエフゲニー・バラツキー所長は、ロシースカヤ・ガゼータ紙に次のように語った。
ここ数年、ロシアはヨーロッパの競争相手であるイギリス、フランス、ドイツ、そして日本を次々と追い抜いた。
今月初め、ロシアのアントン・シルアノフ財務相は、世界のGDPに占めるBRICS諸国の割合(購買力平価ベース)は着実に伸びており、現在36.7%に達していると述べた。
IMFのデータによれば、G7諸国(カナダ、フランス、日本、イタリア、米国、英国、EU)のPPPベースの世界GDPシェアは減少傾向にあり、1982年の50.42%から2024年には29%まで低下している。
IMFはまた、ロシアの2024年の成長率予測を引き上げ、今年のGDP成長率を3.2%から3.6%に引き上げると予想した。ワシントンに本部を置くIMFは、来年の成長率予測を1.5%から1.3%に引き下げた。
IMFは2025年の格下げについて、労働市場の逼迫が緩和され、賃金の伸びが鈍化するなか、民間消費と投資が鈍化するためとしている。
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