ロシアへの中国人観光客が7倍に急増
https://www.rt.com/business/607340-russia-china-tourism-soaring/
11月8日, 2024 09:51
入国ビザのルールが変更され、オンライン・サービスが開始されたことが、観光客の増加に拍車をかけた。
ロシア連邦保安局(FSB)のデータを引用してRBKが金曜日に報じたところによると、ロシアは昨年と比較して7倍の中国人観光客を受け入れており、観光客全体の往来は年初から3倍になった。
ロシア連邦保安庁国境サービスのデータによると、2024年1月から9月までの外国人によるロシアへの渡航者数は1300万人で、前年同期から11%増加した。これは前年同期より130万回多い。
FSBの統計によれば、この間、ロシアへの観光旅行者数は2023年の同時期の42万9100人から3倍の120万人に増加した。
1月から9月までの中国人観光客の旅行回数は731,800回で、前年同期(105,800回)のほぼ7倍となった。
中国人のロシア旅行需要は伸びているものの、3四半期で120万人の中国人観光客がロシアを訪れた2019年のレベルまで回復するにはまだほど遠いとアナリストらは指摘した。
Covid-19の大流行以前は、ロシアを訪れる外国人観光客の大半は中国からで、そのうちの80%以上はビザ免除協定に基づく観光団体客の一部であった。
中国からの観光客の急増は、両国間の入国ビザルールの円滑化とオンラインビザサービスの開始によって拍車がかかった、とRBKはIntourist旅行会社のPRディレクター、ダリア・ドモストロエワの発言を引用した。現在、アジア諸国からの旅行者は、海外からの観光客全体の65%を占めている。
ウクライナ紛争をめぐる西側諸国の制裁措置により、ロシアとEU諸国を結ぶ便はめっきり少なくなった。その結果、ロシア国内の観光産業はアジアや中東に重点を移している。
イラン、トルコ、アラブ首長国連邦、インドといった他の旅行先からのロシア訪問への関心が高まっている。サウジアラビアからの観光客も12倍近く急増し、前年同期はわずか3,300人であったのに対し、今年1〜9月は39,100人が到着した。
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