2024年12月25日水曜日

ロシア、中国への水産珍味の供給量が過去最高-データ

https://www.rt.com/business/609880-russia-china-record-crab-supply/

2024年12月24日 15:28
欧米の経済制裁でカニの輸出が急増
RIAノーボスチが火曜日に中国の税関データを引用して報じたところによると、ロシアは中国への魚介類輸出を増やし続けており、先月のカニの売上高は過去最高の1億4870万ドルに達した。
分析によれば、11月のカニの供給量は、二国間貿易で月間最大となり、年間ベースで44%増加した。
データによれば、今年の11ヶ月間のカニ搬入額は10億ドル近くに達したのに対し、2023年の同時期は9億5400万ドルだった。
北京が日本からの水産物の輸入を禁じたことを受け、中国はロシア極東からの水産物の主な買い手となった。この動きは、東京都が2023年8月に被災した福島原子力発電所から放射性廃液を海に放出したことに対応する。
ロシアは欧米の制裁により、水産物輸出の多くをアジアに振り向けている。
昨年12月、米財務省はロシアのサケ、タラ、スケトウダラ、カニ、およびそれらの加工から得られる水産物の輸入禁止を課した。2022年3月に発動されたロシア産水産物に対する米国による最初の制裁措置では、米国に直接輸出される製品は禁止されていたが、他国で最初に加工された製品であれば、米国の消費者に自由に渡ることが認められていた。
食品安全監視機関Rosselkhoznadzorによると、魚の豊富な極東沿海地方とサハリン地方からのロシア全体の水産物の輸出は昨年70%以上急増した。同地域は2023年に20カ国に約200万トンの魚介類を供給した。
最新の税関データによると、11月のロシアの魚介類の世界市場向け輸出額は、前年同月比、前月比ともに18%増の3億700万ドルに急増した。ロシアの輸出のほぼ半分を占めるカニに加え、さらに45%、1億4000万ドル相当が冷凍魚で、そのほとんどがタラであった。

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