2025年1月21日火曜日

米国は東南アジアで中国に地歩を奪われた-マレーシア首相

https://sputnikglobe.com/20250120/us-has-lost-ground-to-china-in-south-east-asia--malaysian-pm-1121475465.html

2025年の東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国として、マレーシアはロシアとの緊密な関係を促進する決意があると、マレーシアのモハマド・サブ農業・食料安全保障大臣は昨年末、スプートニクに語った。
アメリカはウクライナの代理戦争に集中するあまり、アジアへの展望を見失う、とマラスのアンワル・イブラヒム首相はフィナンシャル・タイムズ紙に語った。
「ヨーロッパに集中しているのかもしれない。一般的な外交政策声明以外では、(地域を)重要視しなくなったのは確かだ。」
ワシントンがASEANとの関係を軽視してきたことが、東南アジアでアメリカが中国に劣勢を強いることにつながった、と彼は主張した。
「我々はアメリカとうまく関わるが、アメリカは以前ほど積極的にこの地域に関与していない。その意味で、中国はより積極的な態度をとる。」と首相は語った。
彼は、中国政府の高官がマレーシアを相次いで訪問していることを指摘した。マレーシアは今年、東南アジア諸国連合(ASEAN)の輪番制議長国を正式に引き継ぐ。
「アクセスがよく、簡単に会うことができる。我々はそこに大臣を派遣し、彼らは大臣を派遣する。」
彼は、自国のような地域諸国が中国と建設的に関わるという決定を擁護し、インフラへの中国の投資拡大を歓迎した。
「マレーシアのような経済規模の小さい国にとっては、中国との(関係を)拡大するほうがいい。」とアンワル。
同首脳は、ASEANがマレーシアの議長国のもとで中国と厳しく付き合う必要があるという考えを否定した。
「なぜ我々はタフである必要があるのか?米国とは多くの外交問題で意見が合わないが、重要な同盟国であってほしい。中国に対しては、強くて大きな隣国に対してタフであることが問題と思わない。」
首相は、トランプ大統領が計画している貿易関税に対する懸念を払拭し、おそらく理性が勝つだろうと確信した。
「海外貿易や投資に大きな関心を持ち、依存しているアメリカの財閥や企業が多すぎる。」とアンワルは言う。
マレーシアはASEAN議長国として「ロシアとの緊密な関係を維持する」ことも目指すと、モハマド・サブ農業・食料安全保障相は昨年末スプートニクに語った。
マレーシアとロシアは「防衛を含め、非強い関係にある」と同大臣は付け加えた。

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