2026年3月15日日曜日

Warfare Talks:イランがヨルダンに85発のミサイルを発射?思ったより深刻やで!!

https://www.youtube.com/watch?v=oaqbn7nFzYk

これから話す前に覚えておいてほしい数字がある。130億ドルの空母やない。ペトリオット迎撃ミサイルに費やした数十億ドルでもない。イランが2月28日以来9か国に向けて発射した何千機というドローンでもない。

その数字は119や。

イランを攻撃してへん国、ヨルダン王国に直接発射された119発のイランのミサイルとドローンや。1967年以来戦争をしてへん国。何十年も中東全体で最も外交的に慎重な国の一つであり続けてきた、1000万人の人々が住む国。イスラエルとの平和を維持して、アメリカの軍事インフラを受け入れて、できる限り全ての地域紛争から距離を置いてきた国やで。119。

そしてその話の中に埋もれとる、さらに重要な何かがある。この戦争の最初の数日間にヨルダンの砂漠で起きたことで、ほとんどの報道が一文で片付けてしもたことや。約5億ドル相当の装備を破壊した攻撃や。ブルームバーグ、CNN、民主主義防衛財団の防衛アナリストたちが「この衝突全体でイランが最も戦略的に成功した攻撃の一つ」と呼んどる攻撃やで。

全部詳しく話していくで。アンマン上空のサイレン、アズラクで負傷した少女、砂漠で破壊された5億ドルのレーダー、そしてイランが単にミサイルを撃ち落とそうとするんやなくて、俺らがミサイルを撃ち落とすために使うシステムを盲目にしようとしとることが何を意味するかについてや。これで状況の見え方が変わるで。

始めよう。まず地理から。これが非常に重要やからな。

ヨルダンは中東の中心に位置しとる。イスラエル、サウジアラビア、イラク、シリアと国境を接する。人口約1000万人の立憲君主制国家や。1994年に署名されたイスラエルとの正式な平和条約を持っとって、エジプトに次いで関係を正常化した2番目のアラブ国家や。何十年もワシントンとの静かやけど本物の安全保障協力を維持してきた。対立する当事者間の外交的裏チャンネルとして機能してきた。ほぼいかなる指標で見ても、自分自身のものでない全ての争いから距離を置こうとして中東の他のほぼどの国よりも努力してきた国やで。

ヨルダンはアメリカとイスラエルが2月28日にイランへの攻撃を開始した時に相談されてへんかった。ヨルダンは攻撃に参加してへんかった。ヨルダンはテヘランに何も発射してへんかった。この衝突におけるヨルダンの唯一の関与は地理と、何年も前に自国の土地にアメリカの軍事インフラを受け入れるという決断やった。

それにもかかわらずヨルダンは、この戦争開始以来119発のイランのミサイルとドローンの標的にされたと発表した。ヨルダンは59機のドローンと60発のミサイルが発射されたと報告した。USNI Newsによると3月9〜10日の波だけでな。イランによる持続的な複数週間のキャンペーンの一部で、止まる兆候は見えへん。

ヨルダンの防空は49機のドローンとミサイルを迎撃した。地域全体のイランの攻撃の中で同国の領空に入った13発の弾道ミサイルを含む。最初の夜、アンマン全域でサイレンが鳴り響いた。ヨルダン軍は王国と国民を守るために空軍が出撃していると発表した。治安総局は国内の全ての携帯電話に緊急警報を送った。3回の断続的なサイレンは「脅威が接近中」を意味する。1回の長いサイレンは「脅威は過ぎた」を意味する。屋内に留まれ。最寄りの建物に移動せよ。待機せよ。

ヨルダンが1991年の湾岸戦争以来、このような指示を国民に出したのはこれが初めてやった。これが人間的現実や。首都上空で空襲サイレンが鳴ることなど予想してへんかった親、子ども、家族がいる。それがこの衝突を始めることに何ら関与してへん普通のヨルダン人にとって2月28日が何を意味したかやで。

さてここで話が悲劇的なものから戦略的に重要なものに変わる。イランがヨルダンで攻撃した場所の中に、オズラクという町近くの東部砂漠にあるムワファク・サルティ空軍基地があった。ほとんどの人はこの場所を聞いたことがないやろ。でも今は知っておくべきやで。

ムワファク・サルティは地域全体で最も重要なアメリカの軍事施設の一つや。この基地には現在、F-35ライトニング2、F-15Eストライクイーグル、EA-18Gグラウラー電子戦機を含む60機以上のアメリカ軍機が展開されとる。戦争開始前に撮影された衛星画像には、ドローンや輸送機とともにターマックに50機以上の戦闘機が見えとった。数十の航空機シェルターにはおそらくさらに多くの機体が衛星から隠されて格納されとった。F-35、F-15Eストライクイーグル、敵のレーダーと通信システムをジャミングする電子戦機EA-18Gグラウラー、これら全てがイランから500マイル以上離れたヨルダンの砂漠の一つの基地に集中されとった。

ヨーロッパの情報筋によると、イランのミサイルはアズラクのムワファク・アル=サルティ空軍基地を直撃して、ドイツとアメリカの要員が使用する基地のセクションを攻撃した。そして別に、2機のドローンがヨルダン領内に墜落した。その一機はアズラクで少女に怪我を負わせて付近の家屋を損傷した。

自分とは無関係な基地の近くの町で怪我を負った少女。それは軍事統計やない。始めることに何ら関与してへんかった戦争のために人生が変わった子どもやで。

でも今からムワファク・サルティでイランが最も重要なものを何を攻撃したかを話す。これがこの衝突で起きとること全てを理解する方法を変える細部やからな。

ヨルダンのアメリカのTHAADミサイル砲台のレーダーシステムが米国・イスラエルのイランへの攻撃の最初の数日間に被弾して、明らかに破壊された。このレーダーは標的に向かって飛行する弾道ミサイルを交戦して破壊するために使われる高性能ミサイル迎撃システムの重要な要素や。このレーダーはイランから500マイル以上離れたヨルダンのムワファク・サルティ空軍基地にあった。

THAADが何かを説明しよう。これがこの2週間の戦争で起きた出来事のほぼ何よりも重要やからな。

THAADはTerminal High Altitude Area Defense(終末段階高高度地域防衛)の略や。アメリカで最も高度な弾道ミサイル防衛システムやで。ペトリオットミサイルが低高度の脅威を処理する一方で、THAADは弾道ミサイルを飛行の最上部、上層大気、宇宙の端で、極端な速度で移動しとる時に迎撃する。ペトリオットが対応できへんものを捕まえる。イランの最も能力の高い弾道ミサイルに対する最後の防衛線やで。

アメリカはTHAADシステムを8基運用しとる。世界全体で8基だけや。そして各THAADシステムの心臓部、それを機能させるもの、目を与えるもの、何千キロも離れた発射を探知して数秒以内に迎撃解を計算できるようにするものは、AN/TPY-2レーダーやで。

2026年3月2日に撮影された衛星画像は、ヨルダンのムワファク・サルティ空軍基地で黒焦げになったTHAADレーダーの周囲に破片が散乱しとる様子を映してる。その画像はレーダーの近くの砂の中に2つの直径13フィートのクレーターを示しとって、5台の40フィートトレーラーに分散しとるシステムに命中させるのに複数回の試みが必要やったことを示唆しとる。全て破壊または深刻な損傷を受けたようや。

イランは湾岸の米軍ミサイル防衛砲台を指揮するために不可欠な3億ドルの主要レーダーシステムを破壊した。この装備の破壊は後にアメリカの当局者によって確認された。イランの主張でも、SNSの映像でもない。アメリカ合衆国政府の当局者が、ヨルダンにある彼らの最も価値あるレーダーが破壊されたことを確認したんやで。

AN/TPY-2は主要な地上配備型航空監視システムや。このレーダーなしにはTHAADシステムの有効性は大幅に低下する。実際には何を意味するか?専門家はレーダーへのダメージはTHAADシステムを完全に使用不能にはせえへんけど、作戦能力を大幅に低下させると言う。レーダーは脅威の探知と迎撃ミサイルの誘導において中心的な役割を担っとる。AN/TPY-2なしのTHAAD砲台はスコープなしの狙撃兵みたいなもんや。迎撃ミサイルはまだある。発射台もまだ機能する。でも設計された距離で入ってくる弾道ミサイルを独立して発見、追跡、標的にする能力は、消えてしもたんやで。

この戦争の報道を支配すべきやのにほとんどされてへん計算がある。イランの弾薬が約5億ドル相当のレーダー資産を無力化することに成功した。それを破壊した兵器、小さな爆薬ペイロードを搭載したイランのシャヘドのようなドローンは、長期間にわたって使用不能にするのに十分なダメージを与えることができる。イランのシャヘドドローンは製造コストが2万〜6万ドルや。市販の部品で作られとる。エンジンは改造した工業用モーターや。何千機も生産されとる。

だから計算はこうや。最大でも6万ドルのドローンが最大5億ドル相当のレーダー装備を破壊した。イランに有利な8000対1以上のコスト交換比率やで。

これは運の一撃やなかった。これらのレーダーは通常永久か半永久的に固定されとる。その位置も特定しやすくて、基本的な地図座標を使って標的にできる。これはニュースメディアが商業衛星画像からこれらのサイトを特定して事後的にダメージを評価できた速さからも裏付けられとる。CNNがその後確認するために使ったのと同じ衛星画像に、イランは攻撃前からアクセスできとった。レーダーの位置は固定されとって分かりとった。少なくとも2月中旬からナフクに設置されとって、その特徴的な5台の40フィートトレーラーが特定の配置で開けた砂漠に露出したままやった。標的作戦を計画している時にまさに探すものやで。

さてここが最も重要なことで、ほとんどの報道が完全に見逃しとる部分や。ムワファク・サルティのレーダーは攻撃された唯一のものやなかった。

衛星画像に加えてSNSで共有された写真は、ヨルダンのアメリカのTHAADミサイル砲台のAN/TPY-2レーダーシステムが破壊されたことを示した。別のアメリカのAN/FPS-132フェーズドアレイレーダーがカタールで破壊された。UAE、バーレーン、クウェート、サウジアラビアでも他のものが損傷した。

ヨルダン、カタール、UAE、バーレーン、クウェート、サウジアラビア。この衝突の最初の数日間でイランは体系的にレーダーインフラを標的にした。6か国にわたるアメリカのミサイル防衛ネットワーク全体の目を同時にやで。

ヨルダンのAN/TPY-2の破壊と、カタールでのダメージ、バーレーンの衛星通信端末への報告された攻撃の組み合わせは、湾岸の防衛の傘の目を形成するセンサーを解体するためのイランの体系的な取り組みを示唆しとる。

これがこの戦争がどう戦われとるかの多くを説明する戦略やで。イランは単に量でアメリカのミサイル防衛を圧倒しようとしとるんやない。イランはそれを盲目にしようとしとる。まず最初にレーダーを破壊して、早期警戒ネットワークを劣化させて、それから低下した状況認識、低下したカバレッジ、低下した反応時間で運用しとる防衛アーキテクチャに向けて発射し続けるんやで。目を盲目にしてから攻撃する。

大型で高価値の静的および半静的レーダーはそもそも脆弱やで。ドームや他の構造物を周囲に建設して風雨から守ることはできるけど、それでも信号を送受信できるようにしておく必要がある。これがより物理的な防護のための選択肢を本質的に制限する。これはアメリカのミサイル防衛のアーキテクチャにおける根本的な脆弱性やで。イランはそれを発見して、標的にして、この衝突の最初の72時間でアラビア半島全体にわたってそれを利用した。

ここで戦略的な結果がヨルダンと中東をはるかに超えて広がる部分がある。アメリカ当局はヨルダンで損傷を受けた後にTHAADミサイル防衛システムに関連するレーダーシステムを交換するために動いた。交換品はどこから手に入れるか?中東に展開された5基のTHAADシステムに加えて、アメリカはこれらのレーダーシステムを他の戦略的な場所にも持っとる。中国が台湾を脅かし続けているインド太平洋地域に2基含めてやで。

アメリカは韓国からTHAADシステムと装備を引き揚げとる。北朝鮮国境から35マイルのところにある国から、イランのヨルダンへの攻撃によって生まれたギャップを埋めるためにやで。

それが何を意味するか考えてみいや。ソウルを北朝鮮の弾道ミサイルから守る防衛アーキテクチャ。朝鮮半島をカバーする早期警戒システム。それが5万ドルのイランのドローンが5億ドルのアメリカのレーダーを破壊したことで生まれたアラビアの砂漠のギャップを埋めるために再展開されとる。

AN/TPY-2レーダーがオフラインになっとることで、ミサイル迎撃はすでにPAC-3ミサイルが不足しとるペトリオットシステムに頼ることになる。ペトリオットPAC-3 MSE迎撃ミサイルのコストは1発390万ドルや。以前はTHAADの責任やった全てのイランの弾道ミサイルが今ペトリオットの仕事になる。そしてペトリオットが発射するたびに、リアルタイムで生産ラインが補充できないペースで枯渇しとる在庫からさらに390万ドルが減っていく。それらを交換するのは非常に高価で時間がかかるし、交換の難しさはいくら強調してもし足りへん。

衛星画像とコスト比率の報道の中で失われる人間的・政治的側面がある。外務省はヨルダン領土へのイランの弾道ミサイル攻撃と、UAE、バーレーン、カタール、クウェートを標的にした攻撃を強く非難した。外務省はヨルダンが国民の安全を守り国家の安全と主権を保護するために全ての利用可能で必要な措置を取り続けると言うた。影響を受けた湾岸諸国へのヨルダンの絶対的な連帯を表明した。

強い言葉やけど、ヨルダンの立場は並外れて複雑やで。その複雑さは理解する価値がある。ヨルダンは何年もイランとの機能する関係を維持してきた。無数の地域紛争で外交的裏チャンネルとして機能してきた。テヘランに対するサウジアラビアやイスラエルのような敵意は全く持っていない。それでも119発のイランの発射体を吸収して、砂漠に破壊されたアメリカのレーダーを抱えとる。

アズラクで怪我を負った少女と、自分が選んで入ったわけやない戦場にされてしもた領空を持つヨルダン王国空軍は並外れた圧力の下で効果的に機能した。迎撃率は高かった。アメリカ軍との協力は維持された。でもここにヨルダン政府が今内部で直面しなあかん現実がある。

ヨルダンはアメリカにこの戦争を始めるよう求めてへんかった。ヨルダンは相談されへんかった。ヨルダンは参加してへんかった。でも基地を受け入れとるから、F-35とTHAADレーダーとアメリカの軍人を持つムワファク・サルティが存在するから、ヨルダンは標的になった。そして全てのヨルダンの当局者が今内部で問うとる問いは、リヤド、アブダビ、ドーハ、クウェートシティでも問われとる同じ問いやで。これはいつまで続くんか?そして終わった時、爆撃が止まって外交官が話し合いを始めた時、この全てに何も関与したくなかった国はどれほどの代償を払うことになるんか?

さてこのキャンペーンが終わってへんことを示すアップデートがある。ヨルダン軍は土曜日、戦争の第2週にイランから発射された85発のミサイルとドローンのうち79発を迎撃したと発表した。防空は5機のドローンと1発のミサイルを阻止できへんかった。それらがヨルダン領内に落下した。ヨルダン治安総局は先週だけで国内のほとんどの県にわたってミサイルとドローンの残骸についての93件の報告を受けたと言うた。

1週間で国内のほとんどの県にわたる93件の残骸報告や。そしてヨルダンでは、同じ3月9〜10日の攻撃でイランのミサイルがアズラクのムワファク・アル=サルティ空軍基地を直撃して、ドイツとアメリカの要員が使用する基地のセクションを攻撃した。これはイランが最初の数日間に既に攻撃した同じ基地に戻ってきたことを意味する。今回はアメリカ人と並んで駐留するヨーロッパの連合軍が配置されとるエリアを標的にして。

これは15日目や。ヨルダンは15日連続で空中攻撃を受けとる。防空は機能しとる、軍は機能しとる、でも圧力は容赦なく、止まる兆候は見えへん。

2月28日以来この地域が吸収してきたものの全体像を示そう。3月5日、ある軍事情報筋がFARSニュース通信に2月28日以来イランが500発以上の弾道および艦船用ミサイルとほぼ2000機のドローンを発射したと語った。イランのイスラム革命防衛隊は中東で米軍が展開する少なくとも27か所の基地とイスラエルの軍事施設を攻撃したと言うとる。15日間で同時に27か所のアメリカの基地をや。

UAEでは少なくとも6人、パキスタン、ネパール、バングラデシュ国籍の人々を含む人が死亡確認されて131人が負傷した。米軍は11人の死亡を確認した。

これらは抽象的な数字やない。これらは人間やで。アメリカの軍人、民間の労働者、ミサイルかドローンが目標を見つけた時にたまたまその場にいた十数の国籍の人々や。そして地域全体で破壊されたレーダーシステムは彼ら全員を守るはずやった防衛アーキテクチャの劣化を表しとる。

湾岸の防空はイランのドローンとミサイルの報復によって圧迫されて時折限界を超えとる。これはTHAADやPAC-3のような高度な迎撃ミサイルの在庫がすぐに危機的に枯渇するかもしれんというイランの敵国側の恐怖を引き起こしとる。

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