Collapse Codex:イランの2万ドルのドローンがアメリカの130億ドルのUSSフォードを無力化
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5000人の水兵が避難
3月11日、2日前のことや。イランのドローン1機がペルシャ湾のUSSジェラルド・R・フォード空母打撃群の防衛圏を突破した。ドローンの製造コストは約2万ドルや。空母の建造コストは130億ドルや。コスト比は1対65万やで。
ドローンは空母打撃群のイージスレーダーシステムの探知閾値を下回る水面15m上空を飛行した。14分間で47海里を飛行した。燃料補給ステーションにJP5ジェット燃料が貯蔵タンクから給油スタンドに注入されとる飛行甲板の燃料移送ステーションを直撃した。着弾により燃料火災が発生して数分以内に隣接区画に燃え広がった。消火チームが火災を封じ込めた時点で400人以上の水兵が被害区画から避難しとった。飛行作戦は停止されて、アメリカの最新鋭空母フォードはイラン海岸から200海里以上撤退するよう命令を受けた。
アメリカの空母がベトナム戦争以来初めて敵の攻撃により戦闘海域からの撤退を余儀なくされた瞬間やで。
これから数分で、2万ドルのドローンがどうやって40億ドル分の防衛システムを打ち負かしたか、なぜイージスレーダーネットワークが低空脅威を追跡できへんのか、そして人類史上最も高価な軍事資産が中古のトヨタより安い兵器で無力化された時に何を意味するかについて説明するで。
この戦争は今日で14日目や。イランは2月28日以来600発以上の弾道ミサイルと2500機以上のドローンを発射した。USSフォード空母打撃群はアメリカの力を誇示してイランの軍事目標への攻撃の航空支援を提供するためペルシャ湾に展開しとった。フォードはフォード級空母のネームシップで、これまでに建造された最も技術的に進んだ軍艦や。2017年に就役して建造費は130億ドルやった。核反応炉に燃料補給することなく50年間運用するよう設計されとる。従来のどの空母設計よりも速く航空機を発進・回収できる。そしてほぼ全ての航空・ミサイル脅威に対してほぼ無敵にするはずの複数層の防衛システムで守られとる。
ほとんどの人は空母が突破不可能な防衛バブルで守られとると思っとる。実際にはそれらの防衛システムには致命的な脆弱性があって、イランがそれを突いたんや。水面近くをゆっくりとした速度で飛行する小型の低空目標を確実に追跡できへんのやで。
3月11日に何が起きたか、米海軍中央軍の予備報告によると説明するで。
現地時間約午前4時47分、イラン軍がブーシェル近くの沿岸施設からシャヘド136徘徊型弾薬を発射した。フォードの作戦位置から約150kmや。シャヘド136は翼幅2.5m、40kgの高性能爆薬弾頭を含む総重量約200kgのデルタ翼自爆ドローンや。最高速度約185km/h、航続時間約2?3時間の小型ピストンエンジンで駆動される。製造コストは2万?3万ドルや。
ドローンはGPSナビゲーションを使ってプログラムされたルートを飛行した。イラン領海を越えた後、水面15m上空まで降下した。その高度が重要やで。海面スキミング飛行プロファイルは、波、飛沫、水面の乱流が生成するレーダーノイズである「海面クラッター」を利用するんや。現代の艦船レーダーはそれらの目標が高度20m以下で飛行しとる時、小型の低速目標を海面クラッターと区別するのに苦労する。
空母打撃群のアーレイバーク級駆逐艦に搭載されたイージスシステムは中高高度の高速ミサイルを追跡するよう最適化されとる。1,000km離れた弾道ミサイルの発射を探知できるけど、波の15m上空を185km/hで飛行するドローンを確実に追跡することはできへんのや。
ドローンは北東から空母打撃群に接近した。飛行開始から14分で外側の防衛圏を突破した。レーダーオペレーターが明確な追跡対象を持ってへんかったため交戦命令は出されへんかった。午前5時01分頃、ドローンは搭載カメラを使って目標を視認するため高度50mに上昇した。この高度上昇で一時的にレーダーシステムに捕捉されたが、射撃管制解が計算されとる頃にはドローンはすでに終末急降下を開始しとった。
シャヘド136はエレベーター3近くの右舷側飛行甲板を直撃した。着弾点はデッキ下の貯蔵タンクからJP5ジェット燃料が注入されとる燃料移送ステーションのすぐ隣やった。40kg弾頭が着弾時に爆発した。爆発で燃料ラインが破裂して、燃料が染み込んだ甲板面に急速に広がる火災が発生した。消火チームは90秒以内に対応した。自動消火システムが作動したが、火災はすでに燃料ポンプ設備に広がっていて、何千ガロンもの高引火性航空燃料を含む給油ステーションを脅かしとった。
被害区画の全員を避難させて区画を消火泡で満たす決定が下された。午前5時47分までに火災は封じ込められたが、損害評価で飛行甲板の構造損傷、燃料移送装置の破壊、燃料貯蔵タンクがある区画の損傷が明らかになった。フォードの航空団は燃料移送システムが機能しない状態では飛行作戦を実施できへん。修理チームが一時的な修理で最低限の作戦能力を回復できるかどうかを評価する間、艦は撤退するよう命令を受けた。
この攻撃を戦略的に壊滅的なものにするコスト構造について話さなあかん。数字がアメリカがこの地域で軍事力を投射する方法の根本的な問題を明らかにするからや。
USSジェラルド・R・フォードの建造費は130億ドルや。搭載する航空機は含まれてへん。F/A-18スーパーホーネットは1機あたり約7000万ドルや。フォードの航空団には約75機が含まれる。それだけで航空機だけで50億ドルや。空母打撃群を構成する駆逐艦、巡洋艦、補給艦を加えると、その場の資産の総価値は250億ドルを超える。
艦を直撃したシャヘド136ドローンの製造コストは2万?3万ドルや。イランはこれらのドローンを市販の部品を使って国内生産しとる。エンジンは改造した産業用モーターや。GPSガイダンスは市販の民生用ナビゲーションチップを使っとる。弾頭は基本的な高性能爆薬や。この兵器に洗練されたものは何もない。安価で大量生産されて効果的なんや。
フォードの修理費用は構造損傷の程度によって8億?12億ドルと推定される。海軍造船所に持ち込んだ場合の修理期間は3?6か月と推定される。
イランは2万ドルを使って8億?12億ドルの損害を与えて130億ドルの戦略的資産の撤退を強制した。これは最低でも4万対1の投資対効果やで。そして戦略的コストはさらに高い。フォードの撤退が即時の戦闘海域からアメリカの航空戦力を取り除くからや。
そしてこれをさらに悪化させる細部がある。イランはドローンを1機だけ発射したんやなかった。イランは数十機を発射した。フォードを直撃したシャヘド136は、イランの海岸沿いの複数の拠点から発射された少なくとも30機のドローンによる協調スウォーム攻撃の一部やった。ほとんどは迎撃されたか目標に到達できへんかったけど、1機が突破した。そしてそれで十分やったんや。
安価な兵器が高価な軍艦を無力化したのはこれが初めてやない。2000年10月12日、USSコールがイエメンで補給中に爆発物を積んだ小型ボートに攻撃された。攻撃で17人のアメリカ水兵が死亡して2億5000万ドルの損害が出た。ボートのコストは1万ドル以下やった。
でもフォードへの攻撃は違う。補給停泊中の港ではなく、積極的な戦闘作戦中の外洋で起きた。空母を守るはずの防衛システムが、それが設計されたまさにその状況で失敗したんや。
イージス戦闘システムは世界で最も高度な海軍防空ネットワークや。レーダー、射撃管制コンピューター、ミサイル発射装置を統合して航空脅威を探知、追跡、交戦する。イージスは100以上の目標を同時に追跡できる。システムのコストは空母打撃群あたり約40億ドルや。でもイージスには既知の脆弱性がある。低高度、低速目標、高クラッター環境に苦戦するんや。
海面スキミング対艦ミサイルは1980年代から認識された脅威やった。現代の海軍はアップグレードされたレーダーやファランクスCIWSのような短距離防衛システムでこのギャップを埋めるために何十億ドルも費やしてきた。イランはこの問題を何十年も研究してきた。シャヘド136は安価で消耗品で、空母打撃群が作戦展開する特定の環境で追跡しにくいよう設計されとる。そしてフォードへの攻撃はその設計が機能することを証明した。
ほとんどの人は空母の戦略的目的が戦闘に勝つことやと思っとる。それは部分的には正しい。でもより深い目的は抑止力やで。空母打撃群は政治的声明や。同盟国に「俺らはここにいてあなたを守る」と伝える。敵対勢力に「俺らはいつでもあなたを攻撃できる力を持っとる」と伝える。空母打撃群が2万ドルのドローンに旗艦を燃やされて撤退を余儀なくされたら、その政治的メッセージは崩壊するんや。
同盟国はアメリカの保護が信頼できるかどうか疑問に思い始める。敵対勢力は空母が脆弱で安価な大量生産兵器で無力化できると計算し始める。
フォードの撤退を戦略的に壊滅的なものにするより広い文脈はこうや。アメリカは空母を11隻運用しとるけど、通常は3?4隻しか同時に展開されてへん。残りはメンテナンス、訓練サイクル、または予備や。展開中の空母を1隻失うことは、たとえ一時的でも前進海軍航空戦力の25?33%の減少を意味する。
フォードはイランの軍事目標への攻撃作戦を行っとった。フォードが撤退したら、それらの出撃は飛べへん。米空軍はカタール、UAE、イラクの基地から飛行する地上配備機を使って部分的に補償できる。でも地上配備機は応答時間が長くて、沖合で作戦展開する空母航空団と同じ持続的プレゼンスを提供できへん。
そしてここで戦略的問題が複合する。イランはフォードが脆弱やと知っとる。イランは安価なドローンを使ったスウォーム攻撃が空母の防衛を圧倒できると知っとる。そしてイランはシャヘド136ドローンを何百機、何千機も生産できる工業力を持っとる。
もしイランが100機のドローンを同時にフォードに向けて発射したら、90機は迎撃されるかもしれんけど10機が突破する。そして10機のドローンが空母を直撃したら、損害は壊滅的やで。
米海軍は今不可能な選択に直面しとる。フォードを戦闘海域に留めて追加攻撃のリスクを負うか、死者や艦の沈没を招くか。あるいはフォードを安全な距離まで撤退させて、イランがその海岸近くの水域を支配することを認めるか。
海軍は撤退を選んだ。これは現代海軍史上初めてアメリカの空母が敵の攻撃により戦闘海域からの撤退を余儀なくされた瞬間やで。
3月12日、トランプ大統領はフォードについて聞かれて「調査中や。非常に深刻な状況や。どうやって130億ドルの艦がドローンに被弾するんや。誰が責任者や?」と言うた。ドローンのコストには言及せえへんかった。脆弱性も説明せえへんかった。説明責任が必要な失敗として組み立てた。
ペンタゴンは攻撃を確認して損害評価が進行中やという声明を発表した。声明は水兵が死亡してへんことを強調した。400人以上の水兵が避難したことには言及せえへんかった。燃料火災にも言及せえへんかった。そして空母が作戦位置から撤退したことにも言及せえへんかった。
ヘグセス国防長官は記者団に「この事件は進化する脅威環境を示しとる、海軍は防衛プロトコルを見直しとる」と語った。これはペンタゴンの言葉で「この問題に解決策を持ってへん」ということやで。
米海軍は海面スキミングドローンの脅威を何年も前から知っとった。演習とシミュレーションで空母がスウォーム攻撃に脆弱やと示されとった。でも海軍は130億ドルの空母を作り続けた。なぜなら空母は政治的に人気があって、雇用を作り出して、ペンタゴンの予算構造が安価な分散システムより高価なプラットフォームへのインセンティブを与えとるからや。
イランはその脅威が現実やということを証明した。脆弱性は利用可能で、コスト非対称性がこれを持続可能な戦略にしとる。イランはアメリカが撃墜するための迎撃ミサイルを製造できるより速くシャヘド136ドローンを生産できる。そしてイランが空母を撤退させるたびに、アメリカの海軍力が無敵やないことを証明する。
ドローン1機、2万ドル、14分間の飛行時間、燃料移送ステーションへの直撃、60分で封じ込めた火災、400人以上の水兵避難、飛行作戦停止、200海里以上撤退する空母。修理費用8億?12億ドル。修理期間3?6か月。戦略的資産が戦闘海域から撤去された。
これが現代の海戦の現実や。人類史上最も高価な軍艦が、ほとんどの人の年間自動車ローン支払い額より安い兵器によって無力化されてしまうんや。そしてその艦を守るはずの防衛システムは、水面15m上空を185km/hで飛行する脅威を止められへんのやで。
空母がアメリカを無敵にすると思っとる全ての人にシェアしてほしい。USSフォードはたった今、130億ドル分の技術が、正しい脆弱性を正しいタイミングで突く2万ドルのドローンで無力化されることを証明してしもた。
もしイランが次のスウォーム攻撃で100機のドローンを発射したら、10機が突破するかもしれへん。それは修理のために港に戻れる程度の損傷を受けた空母やない。5000人の水兵を乗せたまま沈む空母やで。
海軍はこれを知っとる。イランも知っとる。それがフォードが前進するんやなくて撤退しとる理由やで。


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