スコット・リッター:ウクライナ・ロシア戦争の最新情報
https://www.youtube.com/watch?v=Lw8akn59eP0
Scott Ritter: UKRAINE RUSSIA WAR LATEST
Daniel Davis / Deep Dive
ダニエル・デイヴィス/ディープダイブ
ロシア側が春の終わりか夏の初めに大攻勢をかけてくるかもしれん、という証拠が増えてきとる。戦争始まって以来、最大規模の攻勢になるかもしれんのや。現状どうなってるか教えてもらえるか?
まず言うとかなあかんのは、ウクライナがニュースから消えてしもたってことや。でも戦争は止まってへん。今もな、以前と同じかそれ以上の激しさで続いとる。みんながイランに注目しとる間も、ウクライナはあちこちで反撃を仕掛けようとしとったんや。ヨーロッパやNATOに「まだ戦える」とアピールして、アメリカにも支援を続けてもらおうとしとった。でも結果はどうやったかというと、ロシア軍が何万人ものウクライナ兵を殺して、何百台もの戦車や装甲車を破壊したのに、ロシアの領土はほとんど失われてへんのや。
地図を見てみ。ウクライナ(青)とロシア(赤)の間に「グレーゾーン」いう緩衝地帯があるんよ。ウクライナの「前進」いうのは、このグレーゾーンに入るだけで、赤いゾーンには届いてへん。しかもロシアはそれを計算ずくでやっとる。第一・第二・第三防衛ラインを設けて、わざと引きながら敵を火力の罠に引き込むんや。ロシアはウクライナ兵を毎週何万人も殺しとる。
ウクライナはリソースが尽きかけとる。ロシアはこの悪天候の中でも着実に動いとる。毎日、木立を取り、村を取り、交通路を確保して、地理的に有利なポジションを積み重ねとる。夏になって天候が良くなったら、ドンバスに残っとる都市地帯、クラマトルスクとスラビャンスクにロシアが迫ってくる。夏が終わる前にこの都市を取るやろ。そうなったらドンバスでのウクライナの陣地は崩壊する。ウクライナが「ドンバスは絶対渡さん」て言うても、渡さんでええんや。ロシアがそこを持ってしまうんやから。そのままどんどん前進してくるで。
この戦争はウクライナが完全に降伏するまで終わらん。
ドローン戦争について
もう一つ面白い話があってな、ドローン戦争や。今の戦争の現実がどんなもんか、われわれはほとんど分かってへんのよ。実は6月にロシアに行く予定があってな。詳しくは言われへんけど、ドローン戦争について大きなプログラムをやって、実態を把握して、アメリカ国民とヨーロッパの人らに伝えたいんや。「ロシアと戦ったら勝てる」なんて思うたらあかん。1日も持たんで。アメリカの機甲師団でも、ロシアと接触して3?5日でほぼ壊滅するやろ、ロシア側にほとんどダメージ与えられへんままな。それがドローン戦争の現実や。
俺が言いたいのはロシアに勝てるようになろうということやなくて、「戦争は今は答えやない」ということや。イランに対しても同じことを言い続けたけど、ミサイルは恐ろしい。ロシアに対しても同じで、もし戦争になったらドローンが我々を壊滅させる。ウクライナ軍はドローン戦争がかなり得意やのに、NATOの演習でウクライナの小さな「ハンターキラー」ドローンチームがNATO軍の機甲前進を開始前に止めてしもた。NATO側はどう動いたらええかすら分からんかった。海軍サイドも演習の途中で連合軍司令官が「ウクライナ、どこおんの?」て言い出したら、「もうあなたの船全部沈めましたで。何時間も前からドローンで叩き続けてましたけど、気づいてませんでしたか?」とこうや。それが今のドローン戦争の現実やで。
アメリカはなぜ追いつけてへんのか?
確かにロシアはドローン戦争で最初は後れを取っとったけど、すぐに学習して改良を重ねてきた。もう4年も観察できる機会があったのに、アメリカはなぜ追いつけてへんのか?
ロシアが今大量生産しとる「シャヘド」系のドローン。ロシアは「ゲラニウム」というより高性能なやつを毎日数千機作っとる。大規模攻撃の日には700?800機を一気に飛ばして、残りを備蓄するんや。普通の日でも250機飛ばして750機以上を貯めていく。今やロシアは戦略ドローンを10万機近く備蓄しとる。対抗手段はほとんどない。戦略レベルではもうロシアの勝ちや。
戦術ドローンの話をすると、クワッドコプターみたいな小型ドローンに加えて、ロシアは「モレン」いうラジコン機みたいな大型のやつも使っとる。深部まで攻撃できる。ロシアは接触線から50?70キロ先まで支配できる。そのゾーン内にいるものは全部ドローンに発見されて攻撃される。
なぜアメリカは変われへんのか?
ロシアの「イワン軍曹」の話をしようか。イワンはドローンチームを率いて、3Dプリンターでパーツを作りながら現場で組み立てとる。昨日、ドローンが妨害されたとする。そしたらどうするか?本部に報告して半年後に修正案が来るのを待つ?違う。その場でイワンがいじって、15機を試して、その日のうちに解決策を見つけて、無線で他の部隊に伝える。
でもアメリカの海兵隊員がそれをしようとしたら?2000ドルのドローンを借り出して「実験で壊してきます」なんて言えるか?「俺が責任者や、壊したら困る」ってなってしまうやろ。
考え方を変えなあかん。今は三つ星将軍しかでけへん意思決定を、上等兵レベルに下ろさなあかん。ドローン戦争では情報を上に上げてタスクフォースを組んで半年後に答えが来る、なんてやり方では絶対に間に合わへん。IEDへの対応でも遅すぎたやろ。現場の軍曹、中尉、大尉を信頼して権限を与えなあかんのや。ロシアもウクライナもそれをやっとるから革新が起きとる。われわれは2年遅れのドローン戦術で戦っとる。
今のアメリカの上層部はとにかく金のことしか考えてへん。防衛企業も契約のことしか考えてへん。勝ちたいなら現場レベルの人間に権限を与えなあかん。上等兵に15機のドローンをパーっと試させてみ、司令官は「15機て!3万ドルやないか!」てひっくり返るやろけど、そうせなあかんのや。金を惜しんだらあかん。
航空母艦を作るのを止めて、その金を全部ドローンに回せ。ロシアはドローン部隊を正式な兵科として設けて、「ルビコン」という専門ユニットも持っとる。
ロシアは光ファイバードローンを去年9月時点で月5万機生産しとって、今はもっと多いとも聞く。アメリカはその影すらない。
「思考の速度」の差
フランス軍がWWIIで「最強の陸軍」と思い込んでWWI式の戦い方にこだわっとる間に、ドイツ軍は柔軟に動いて、たった2週間でフランス全土を落とした。あの構造と今のアメリカは同じや。
中国はまだ実戦未経験やから、革新的ではあってもまだ未知数や。でもロシアは違う。われわれがロシアとぶつかる時、ロシア側は「初日」やない。1400日目や。われわれが初日を迎える時、ロシアはもうすべての教訓を学び終えとる。
ドローンは何でもやる。騎兵の代わり、遮蔽、深部攻撃、情報収集、火力支援。突撃の時はドローン部隊が一緒に動く。これを統合できてへんかったら死ぬ。ロシア相手に戦えば、われわれはただ死ぬだけや。


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