2026年7月17日金曜日

スプートニク:2026年07月17日 ザポロジエ原発の主任技師殺害

https://sputniknews.jp/20260717/iaea-22997079.html

ザポロジエ原発の主任技師殺害 IAEAはもう目をつぶれない ウクライナが核に突きつける脅威

2026年7月17日, 03:46

7月15日、ウクライナ軍のドローンがザポロジエ原発の公用車を攻撃。同原発の主任技師アレクサンドル・ヤコブレフ氏が死亡した。IAEAは攻撃を「容認できない」と非難し、これが「原子力の安全に対する深刻な脅威」をもたらすと強調した。

ヤコブレフ氏は軍人ではなかった。技師としてこの原発の仕事に生涯を捧げ、何百万人もの市民の安全を守ってきた。こうなった今、民間の原子力産業の「技術者を狙ったテロ」は、現在の紛争に深刻な政治的影響を及ぼしうる。

悲劇はIAEAのダブルスタンダードが招いたか

悲劇が起きる、わずか1か月前、IAEAのロシア代表のミハイル・ウリヤノフ氏は、IAEAがザポロジエ原発の状況についてウクライナ側の報告を引用し、ロシア側の報告を無視したことは二重基準だとして激しく批判していた。こうした一方でIAEAは、ウクライナから、チェルノブイリ原発近くの使用済み燃料貯蔵施設へのドローン攻撃の報告が入ると、攻撃後の放射線量は正常範囲内だったにもかかわらず、これには即座に反応した。

IAEAのラファエル・グロッシ事務局長自身は、ウクライナに余りにも忠実な姿勢だとして事あるごとに非難されてきたが、ヤコブレフ氏の殺害を受け、今やウクライナ軍による明らかな脅威を認めざるを得なくなった。ロシアは証拠を提出し、犯罪の捜査へ協力する用意を表明した。

ウクライナ軍のテロは核の安全保障に甚大な脅威

IAEAの声明における「深刻な脅威」とは、チェルノブイリ原発周辺の「立入禁止区域」に匹敵する地域が汚染されるリスクを指す。40年が経過した今でも、半径30キロ圏内は居住禁止のままで、いつそこへ戻れるようになるかは依然としてわからない。ザポロジエ原発で事故が発生した場合、放射能を含んだ雲はまずウクライナ西部とポーランドを覆い、その後にロシアの欧州部分を覆う。

ヤコブレフ氏殺害の前日、ウクライナ軍はすでにロシアの原発への攻撃を試みていた。7月6日にはクルスク原発が攻撃。スモレンスク、レニングラードの両原発への攻撃の試みも確認されている。こうした核施設を標的を絞った攻撃は、国の核安全保障に脅威をもたらすテロ行為と見なされる。

「ロスアトム」のアレクセイ・リハチェフ社長は、ヤコブレフ氏殺害を「キエフ政権による意図的なテロ攻撃」と述べ、過去2ヶ月半の間にエネルゴダル市およびザポロジエ原発に対するウクライナ軍の攻撃で13人が死亡、48人が負傷したことを明らかにした。

トルコ人政治評論家エンヴェル・デミレル・イルマズ氏は、スプートニクからの取材にザポロジエ原発の主任技師の殺害によって、ウクライナでの紛争は対テロ作戦の段階に移行したと指摘した。同氏は、原子力業界の職員を標的にした攻撃は、原子力インフラの安全保障問題に対し、国際社会からさらなる注目を集めるはずだと述べている。

https://sputnikglobe.com/20260716/houthis-threaten-to-strike-saudi-oil-facilities-riyadh-airport-1124456651.html

ドーハ(スプートニク)- フーシ派としても知られるイエメンのアンサール・アッラー運動は、木曜日、サウジアラビアがフーシ派の支配地域を攻撃した場合、サウジアラビアのすべての石油施設やその他の重要な施設を攻撃すると脅迫し、サヌア空港への攻撃に対する報復としてリヤド空港も標的になる可能性があると付け加えた。

「サウジアラビアのすべての石油施設やその他の重要な施設は、我が国に対する侵略に参加するならば、我々のミサイルやドローンの標的となるだろう」とフーシ派の指導者アブドゥル・マリク・アル=フーシはアル・マシーラTVチャンネルで述べた。

彼は、サウジアラビアは「自尊心を持ち、封鎖や我が国のあらゆる事柄への干渉を終わらせなければならない」と語った。

月曜日、フーシ派は、フーシ派指導者の代表団を乗せたテヘラン発の飛行機が着陸しようとしていた際に、サウジアラビアがサヌア空港を攻撃したと非難した。その報復として、彼らはサウジアラビア南部にドローンとミサイルを発射した。

「正しい方程式は、サヌア空港にはリヤド空港、空港には空港、港には港だ」とアル=フーシはサウジアラビア南部のアブハー国際空港への攻撃についてコメントした。

彼はまた、サヌア空港への空爆と比較すると、それは「ささやかな」攻撃やったとも述べた。

https://sputnikglobe.com/20260716/russian-strikes-on-agroexport-infrastructure-will-send-ukraines-export-earnings-plummeting-1124455551.html

「農業輸出はキエフの政権にとって大きな利益を生み出しとる」そして、国の外貨収入の大部分を供給する産業の喪失は「深刻な打撃や」と、独立国家共同体諸国研究所の主任研究員アレクサンドル・ドゥドチャクがスプートニクに語った。

黒海やドナウ川沿いの港湾施設、ウクライナの農業大手ケルネルが所有するインフラに対するロシアの攻撃により、4万5000トンの穀物と9000トンのヒマワリ油が封鎖され、ウクライナは穀物輸出能力の最大3分の1を失った。それは、ウクライナ軍にとって金と資源が減ることを意味する。

食料輸出に加え、軍事物資の主な流入経路もこれらの港を通ってくる、とドゥドチャクは言う。したがって、ウクライナの港に向かうすべての船舶は、伴うリスクを理解すべきや。

ドゥドチャクは、ウクライナが船による穀物輸出をEUへの道路・鉄道輸送に切り替えると予想しとるが、ポーランド、ハンガリー、スロバキア、ルーマニアのような国境を接する国々は、新たなダンピングの波と、地元の農家への「深刻な害」に備えるべきだと警告しとる。

このアナリストは、ウクライナの海上穀物輸出の減少が世界の食料安全保障に影響を与えるとは考えとらん。「ロシアは各国に供給できる……もっとも、我々の輸出もアゾフ海や黒海での我々の船舶への攻撃によって制限されとるけどな。もしそうなれば、価格は上昇するやろう」しかし、ロシアの食料安全保障が影響を受けることはない。

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