ラリー・C・ジョンソン:トランプはイラン戦勝宣言をマジでする気なんか?
https://sonar21.com/is-donald-trump-serious-about-declaring-victory-over-iran/
2026年8月10日
ウォール・ストリート・ジャーナルが米当局者の話として報じたとこによると、トランプ大統領は核合意を取り付けんまま、対イラン戦勝を宣言して戦争終わらせる可能性を内々に検討しとるらしいで。
トランプは側近連中に対して、イランの核開発を抑え込めて、ホルムズ海峡の通航が再開されたら、停戦を「無期限」に延長して事実上紛争終結を宣言してもええと漏らしとるみたいやねん。
最近の会議でトランプは、2025年6月の「ミッドナイト・ハンマー作戦」でイランの核施設がえらいダメージ受けた後、イランは「核開発の再開はまず無理やろ」と自信見せとるんやと。米国の情報収集能力があればイランの再建の動きなんかすぐ察知できるし、さらなる米軍の攻撃の脅しが「恒久的な抑止力」になるとも考えとるらしい。
トランプが戦争終結の条件として一番重視しとるんは、イランがホルムズ海峡を国際海運に完全開放することに同意することやねん。その見返りとして、イラン各港への米海軍の封鎖を解除する腹づもりやと当局者は見とる。
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、ホワイトハウス当局者は「米国は対イランの軍事目標を全部達成した」と述べとって、大統領の関心は今や「世界のエネルギーがホルムズ海峡通って流れるんを確保すること」に向いとるんやて。この報道からすると、トランプは辛抱強う構えとって、ガソリン価格が今の水準を保っとる限りは、目下の外交上のもつれをじっくり乗り切るつもりのようやで。
このWSJの報道が正確やと仮定してみよか(まあ、これがそもそも大きな仮定やけどな)。トランプ大統領はまだ幻想の世界に生きとる。イランの核施設への攻撃について最近怒鳴り散らしとったくせに、今度は2025年6月の「イランの核開発計画は壊滅させた」いう当初の宣言に戻る気満々みたいやんか。わしは疑うてかかるで。せやけどトランプがその前提に立つつもりなら、交渉リストから一項目消えることにはなるな…。少し前まで米国は、パキスタンの仲介通して、封鎖・制裁解除の話に入る前にまずイランの核開発計画について協議せえと迫っとった。イラン側はその逆で、まず封鎖・制裁を解いて資産凍結を解除して、ペルシャ湾に対するイランの主権を認めろと主張し続けとんねん。
もしトランプが戦勝宣言と戦争終結の判断を「ホルムズ海峡の国際海運への完全開放」いう条件にかけとるんやったら、合意成立の見込みは薄いで。イランは4月22日に出したペルシャ湾海峡庁(PGSA)の指針に従う形でしかホルムズ海峡の通航を認めへんやろ。5月初め、最高国家安全保障会議はじめ複数のイラン機関がPGSAの設立と役割を公式に確認したんや。所有権・保険・乗組員・貨物なんかを網羅した詳細な「船舶情報申告書」の事前提出を求める許可制の運用を始めとる。「専門サービス」に対する手数料も、この仕組みの一部として計画されとったわけや。イランはこの点については絶対に譲らへんで。
WSJの記事は、トランプにとっての最大の懸念事項が何かをほのめかしとる。それは国内のガソリン価格や。わしは最近のポッドキャストでも何遍も指摘しとるけど、ディーゼルと航空燃料の世界的な不足があって、この不足による価格への影響は週を追うごとにより深刻になっていくで。それと、わしが最近の記事でも触れたけど、ペルシャ湾の石油・ガスインフラの損傷、それに湾岸アラブ諸国からの保守・修理要員の離脱、さらに石油・ガス施設の修理に要る交換部品の倉庫破壊なんかも重なって、ディーゼルと航空燃料の不足は少なくとも数か月、いやもっと長引くやろな。
トランプの今の関心は、対イランへの新たなミサイル・爆撃作戦を追求することより、むしろ11月の中間選挙に向いとるみたいやで。イランはPGSAの手続きに従わんとホルムズ海峡のオマーン水路を通ろうとした船を少なくとも5隻攻撃しとるのに、トランプは「そういう事案が起きるたびに攻撃する」いう以前の誓いにもかかわらず、イラン国内標的への新たな攻撃を命じてへんねん。
わしが思うに、ペルシャ湾がこのまま封鎖され続けたら、特にこの状態が9月まで続くようやったら、世界経済危機が起こりかねへんいう懸念がトランプ政権内で強まっとるとこやろな。そしてこれこそが、「ラフ・ライダー作戦」の終盤の繰り返し、つまり「戦勝宣言して手を引く」いう方向にトランプを押しやっとる一番の要因やと思うで。


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