2017年6月21日水曜日

シリア。アメリカ。イスラエル。イラン。ロシア。中国。

アメリカがシリア国軍機を撃墜したので、つぎの状況が明らかになりました。

1. イスラエル、アメリカ、サウジ(とカタール以外の湾岸諸国)はシリアを取りたいのでイスラム国を尖兵として支援。トランプはトボけたふりをしつつイスラエルのいいなりという意味で貫徹している。
2. ロシア、イラン、中国はシリアの国家主権を尊重するかたちでアサド政権を支援しイスラム国を攻撃。
3. トルコはカタールであれイランであれ、ガスパイプラインが通るシリアが欲しいのでイスラム国を支援しつつカタールも支援。要するにエネルギーを通じて欧州のきxたまを握ることができれば、自国に石油・ガス・鉄が出なくても生きていける。

どっかで聞いたのだけれど、アメリカの今回の攻撃は巧妙に、イラク・シリア国境のイスラム国分断を狙ったものだという。なぜかといえば、アメリカはイラクのイスラム国をテロリストとして攻撃し、シリアのイスラム国を反政府穏健派として支援してきたので、国境を越えて合流されてしまうとビミョーなことになるから、だそうな。それはそれでおもしろいじゃないか。

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