RTポッドキャスト Worlds Apart - Gain of Pain?

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ゲスト：マニトバ大学地政学的経済研究グループディレクター、ラディカ・デサイ氏

2022年11月8日 06:35

キューバが経済制裁をくらったとき、誰も声をあげなかった。なぜか？痛みを感じなかったから。イランが経済制裁をくらった時も、誰も声をあげなかった。なぜか？痛みを無視できたから。ロシアが経済制裁をくらった時、世界ははじめて注目した。なぜか？それはあまりに近かったから。

西側諸国の対ロ制裁が世界的な影響を及ぼす中、国際社会は地政学的利益のために経済を武器化することに立ち向かうだけのスタミナを備えているのだろうか。オクサナは、マニトバ大学政治学部教授で地政学的経済研究グループのディレクターであるラディカ・デサイと一緒に、この問題について議論した。

インタビューは、バルダイ・ディスカッション・クラブの第19回年次総会の傍らで行われた。

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印象に残ったところ。

- 今回のバルダイ・ディスカッション・クラブは、西欧世界の研究者たちがほとんど出席しなかったようだ。ラディカ・デサイ先生はその数少ない一人だった。「参加したことで何か不利益を被るようなことはありますか？例えばポピュラーじゃなくなるとか。」という司会者オクサナの質問に対し、先生いわく「確かにスポンサーがいなくなるとかあるかもしれない。でも、沈みゆく世界でポピュラーになっても仕方がないじゃないですか。」・・・素晴らしい。

- 西欧の人々がウクライナを支援すればするほど、戦争が長びいて死傷者が増える。その支援はウクライナを壊していることにならないか。

- キューバミサイル危機のとき、JFKもフルシチョフも対話を行った。昨今の状況下、西欧が対話を拒否している。それのみならずロシア国家だけでなくロシア人を見下しているのは、ナチスドイツがあらゆるユダヤ人を敵視した状況と似ている。危険だ。

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